【福井県】「農民 田谷 徹」田谷 徹さん(平成9年度2次隊/インドネシア/食用作物・稲作)[2009年7月24日掲載]

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協力隊、留学を経て、帰国後は地元福井で「田谷農園」を持つ、田谷徹さん(平成9年2次隊/インドネシア/食用作物・稲作)は、野菜栽培農家として生活している。標題の名刺はシンプルであったが、一度見ると忘れないインパクトがある。

農民 田谷 徹

2003年からインドネシア農林高校の研修生の受入れを開始。田谷農園はセネガル人スタッフも居る多国籍。

研修では農業系の協力隊経験者による体験談を座学に取り入れた。

それぞれが「よそもの」の視点で日本の農業を見て、自分たちが抱えている問題をより鋭く考察できる機会にした。近隣の農家も刺激を受け、視野が広がった。

何かを変えていくには人の集まる場所が必要と、敷地内に研修棟を建てた。今や、早稲田の学生、現役教師など、新たな「よそもの」が集まる。

若手農家の活動体「みどりクラブ」で保育園での食農体験活動も始めた。子供も大人も農業の大切さを体感し、地産地消の意識を高めるのが狙い。昔の農具を用いた農作業を取入れるなど、講師となる若手農家たちも老農を勉強できるという仕掛けにした。以前の「こなすだけ」であった活動から、クラブ員自身が学べるものとして活気付いた。県内活動発表コンペでは最優秀賞。結束がより強くなった。

社名がない名刺

名刺に社名は書かない。
ひとりの経営者、生産者であるにもかかわらず。尋ねると、
「本来、農民は畑仕事だけでなく、人のために家を建てたり、食事を作ったり、いろんなことをする人だった。自分の生き方はそう ありたいし、形はちがうけど、現にいま、そうしている」

この集落の人々が、農業を生業として維持できるようになればとの思いがある。先ずはいろんな角度から、内の人も外の人も農業 に関わる入口作りから始めている。 農業は、やり方も捉え方もいろいろあって良い産業だ、とも。

私はマンションのベランダで野菜を少々作っています、と言ってみた。
「あなたも立派な農民ですよ」・・・名刺に書いてみようかしら。

関連リンク

田谷 徹さんのブログ「明日は明日の風が吹く」
http://tayatoru.blog62.fc2.com/

 

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