アフリカを知る協力隊経験者のたくましさ~第5回アフリカ開発会議に向けたシンポジウム「共に成長するアフリカと日本」


 

2013年6月に横浜で開催予定の「第5回アフリカ開発会議(TICAD V)」に向け、多くの人に日本とアフリカの関係についての理解を深めてほしいと、「共に成長するアフリカと日本」(主催=JICA、共催=毎日新聞社、後援=外務省、横浜市)が9月13日に東京で開催された。

基調講演には、開催地横浜市の林文子市長が横浜市の国際協力やアフリカ支援などを紹介。続いて行われたパネルディスカッション「アフリカと日本~今を知り、未来を考える」には、黒川恒男JICA理事、外務省の麻妻信一アフリカ第二課長、セネガル・日本職業訓練センター長のウセイヌ・ゲイ校長と共に、協力隊経験者の森茂人さん(60-3・マラウイ・自動車整備/ヤマハ発動機株式会社 海外市場開拓事業部第一開拓部長)と市嶋千代子さん(18-3・ウガンダ・家政/株式会社モノ・インターナショナル)が登壇。二人はアフリカでの協力隊経験を生かし、現在、日本の企業でアフリカとのビジネスに携わっている。

パネルディスカッションでは、「日本とは異なる価値観、生活環境があるアフリカで生活して、豊かで便利でない社会でも人は幸せになれると学んだ。アフリカにはいろいろと教えてもらい、感謝の気持ちを持っている」「ヤマハは30年以上前から70名以上の協力隊経験者を採用し、今も50名ほどが働いており、アフリカの市場開拓で活躍して評価された先輩もいる」(森さん)、「アフリカでは自分の個性を受け入れてもらえた。そしてアフリカ人たちと一緒に過ごして元気をもらって帰国した。アフリカは気持ちを安らげてくれるもの」(市嶋さん)とそれぞれコメントした。

ディスカッションのコーディネーターを務めた毎日新聞社の西川恵専門編集委員は「アフリカを知らずに企業としてアフリカに行ったら驚くことが少なくないと思うが、二人は協力隊員としてアフリカを知った上で企業としてスタートしたところに強みがある」と感想を述べた。

最後に、観客としてシンポジウムを聴いていたベナンのゾマホンD.C.ルフィン特命全権大使が「これからはアジアや欧米だけでなく、アフリカにも興味をもってほしい。アフリカは貧しいが、人間はとても豊か。ぜひアフリカに投資してほしい」と客席から意見を述べ、大使の言葉でシンポジウムは締めくくられた。

 

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