#04 クランクイン(2015年4月10日掲載)

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祈祷を受けた豊川稲荷

3月25日、東京・港区元赤坂の豊川稲荷で、映画製作の無事完成とヒットを願って祈祷を受け、その後大広間でスタッフ全員が揃って打ち合わせ会議。演出部、美術部、衣装部、制作部、宣伝担当など、それに通訳も参加。全員の自己紹介の後、シナリオのシーン1からシーン96までを丁寧に説明し、準備万全かの確認をする。これだけ大勢が集まると、いよいよロケが始まるのだと気分が高まってくる。

そして28日、ついにクランクインの日がやってきた。快晴のロケ日和だ。ロケバスは、バスは、早朝渋谷から静岡県裾野市に向かった。長塚京三さん演じる訓練所元所長、境顕二の家を主人公の沢田(黒木啓司)と志穂(TAO)が訪ねるシーン。地元市会議員のご自宅を提供していただいての撮影。スタッフは約25人。緊張感が走る中、長塚さんの台詞「君は面白かったなあ」で始まる。境元所長の言葉に応え、沢田が心境を語る。

黒木さんは「緊張はしていないが、初日から重要なシーンなので、それが無事にできるかが心配でした」。フィリピンでは英語の台詞が出てくるが、それに関しては「そこが難しいところ。協力隊の2年間で上達していく様子などが表せればと思っています」と話していた。

続いて29日には、東京・恵比寿のスタジオで主人公が協力隊参加前にカメラ助手として働いているシーンの撮影。主人公沢田の師匠塩津優作役を演じる加藤雅也さんが名演技。一見チャラいカメラマン役を堂々と演じて見せる。軽いノリの塩津と思い詰めた沢田が好対照だ。スタジオに水着モデルが出てくるのも楽しい。

加藤さんは、「この役面白い。もうちょっと長くこのキャラを演じてみたいなあ」とノリノリだった。

エグゼクティブ・プロデューサー  吉岡逸夫(昭和47年1次隊/エチオピア/映像)

(・・・次回につづく)

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