#01 製作発表記者会見(2015年2月13日掲載)

映画を作るというのは大変です。日々実感しています。だから、1月26日に開かれた製作発表記者会見の成功はことのほか嬉しかった。製作発表の会場は東京・港区の青山ダイヤモンドホール。流行の最先端をいく表参道、おそるおそる行きました。受付開始1時間前に到着。会場には80席の椅子が並べられ、製作発表のリハーサル中でした。広報・宣伝は東映エージェンシーとポイント・セット社が担当。プロ集団の姿に思わず緊張感が走ります。 果たして報道陣は来てくれるだろうか。不安が募ります。メディアで働く友人たちには個別に連絡し、外務省を通じて報道関係者にもニュースリリースを流しています。プロ集団はもちろん独自ルートで告知しているはず。それでも心配です。

午後1時に受付開始。驚いたことに、すでに10人以上の報道陣が待っていました。テレビクルーも、懐かしい顔の記者もいます。実は、私も10年ほど前は新聞の芸能記者でした。

1時20分。記者会見スタート。会場はほぼ満席で、立ち見の人もいて、凄い数。発足して50年、協力隊がこれほど注目されたことはかつてなかったのではないでしょうか。

製作発表記者会見
大勢の報道関係者が詰めかけた記者会見(2015年1月26日)/写真:吉岡逸夫

会見は熱気に包まれながら順調に進みます。主役の黒木啓司さん(EXILE)はこの映画で銀幕デビュー。「緊張していますが、等身大の役なので気合いを入れてやりたい」と挨拶。渡辺大さんは「英語を使うシーンが多いので、ナチュラルに演技できるようにしたい」と意気込みを語りました。二人の緊張をほぐすようにすずき監督が「協力隊員ってボランティアだけど、そんなにまじめな人間ばかりではありませんよ。僕みたいにいい加減なやつも多いですから」と笑いを誘う発言。会場が和んだところで、紅一点参加したフィリピンのタレント、アローディアさんは「時間があれば一緒にビーチに行きましょう」と誘う。その話に「そんな時間があったら素晴らしいですけど」と嬉しそうな表情を浮かべる黒木さんと渡辺さん。

記者からの質問は途切れず、時間いっぱいまで続く。司会者の「それでは、フォトセッションに移ります」の言葉でやっと終了。フォトセッションは、ほらご覧のようにこんなに大勢のカメラマンが。実に華やかですね。このときばかりは、私も感無量。苦労してきた甲斐があったというものです。忘れられない光景となりました。 (・・・次回に続く)

エグゼクティブ・プロデューサー  吉岡逸夫(昭和47年1次隊/エチオピア/映像)
 

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