Vol.8:寺本裕二

任地は南米パラグアイ!

写真:ギターを巧みに奏でる寺本さん
ギターを巧みに奏でる寺本さん

パラグアイ国ファン・レオン・マジョルキン市エスピリット・サント小中高等学校で体育教師として派遣、学校では体育と言えば男子はサッカー、女子はハンドボールが中心だったので、その他のスポーツ(バスケットボール、バレーボール、体操競技等)を授業に取り入れてほしいという学校長からの要請にこたえ活動しました。

まずはバレーコートを作る事から。床はコンクリート、ネットは野菜用のネットという状態でしたが、完成後、生徒は休み時間もバレーを楽しむように。
その次は、バスケットボールのゴール作り。これはかなり大変なので、地元の木工所と鉄工所に依頼しましたが、材料が届かなかったりで、作業がなかなかはかどらず、度々催促に行くことになりました。結局、バスケットゴール2つ作るのに要した時間はなんと半年。しかしゴールが完成すると、授業の中、バスケットボールクラブの立ち上げ、球技大会と、大活躍でした。

また、近くの日本人学校からマットを借り、マット運動を体育の授業に新しく取り入れました。学習発表会で体操の演技発表など企画し、休日は剣道の指導など、多様な活動を行っていました。

夢を実現

小学校の時から教員になるのが夢でした。そのため大学も学校教育学部に進みました。しかし大学4年生の時、このまますんなり教員になってもいいのだろうか…?と疑問が。教員になる前にもっとろいろな経験をしたいと協力隊に応募。そして協力隊から帰国しても教員になりたいという気持ちは変わりませんでした。むしろ自分が育った県で教員になりたいという気持ちがさらに強くなっていました。

帰国後1年間小学校の講師を行い、教職員採用試験を受けて教員になりました。

OBじゃなくても参加できるOB会活動を目指して

写真:イチゴ摘みアウトドアクッキング!
イチゴ摘みアウトドアクッキング!

協力隊で経験したことを何とか地元島根県で活かしたいと思いOB会活動に参加、島根県協力協会副会長に。会員だけによる活動だけでなく、一般の人にも参加してもらって一緒に活動していくものを目指しています。今年は、協力隊OVのイチゴ農場にて、「イチゴ摘み&アウトドアクッキング」を開催、40名の参加者が集まりました。また、任地で食べた料理を一般の参加者と共に作って、任地の様子を知ってもらう「世界の料理を作ろう」などを企画し活動しています。

 

「したい!」「しよう!」を合い言葉に結成!

また、自主活動団体「たいようクラブ」を結成し、国際理解に関わる活動に取り組んでいます。「たいようクラブ」は、島根国際センター主催の2001年度国際理解セミナーに参加し、その第一期研修生を中心にして2002年2月に結成されたのが始まりです。

メンバーは、在日外国人に対して日本語ボランティア活動をしたり、小中高等学校において国際理解教育を実践したりするなど、個々にボランティア活動を行ってきた方が多く、みな「なにかしたい!」「なにかしよう!」という思いを持っていました。その、「したい!」「しよう!」を合い言葉に結成されたのが「たいようクラブ」です。「たいようクラブ」の活動は、個々で実現したいと考えているボランティア活動をみんなでサポートしていこうとするのが基本的な考えです。

2002年は「世界の料理を作ろう」をテーマに、会員それぞれが世界各国を旅行して集めてきたレシピを持ち寄り、東南アジア、中近東、中南米料理を作る活動を第1回目は邑南町、第2回目は平田市青少年の家(サンレイク)で行いました。

また、2003年から桑山紀彦氏による「地球のステージ」の公演会開催を毎年行っています。これはある会員が桑山氏による「地球のステージ」を聞く機会があり、その内容がとてもよかったので一度島根県にお呼びして、たくさんの人に聞いてもらいたいということから始まったものです。

「地球のステージ」実行委員会を立ち上げ、事務所への依頼、会場確保、広報、当日の運営などを会員で役割分担を決めて行っています。2003年は平田市青年の家(サンレイク)、2004年は出雲市(ビックハート)、そして2005年は浜田市の島根県立大学コンベンションホールにて開催予定です。これは毎回参加者に大変好評なので、これからもぜひ続けていきたいと思っています。

何か形に残したかったもの

プライベートでは市民参加のミュージカルにも参加しています。4年前では地球環境をテーマとした「あいと地球と競売人」というミュージカルで競売人役として参加しました。このミュージカルは毎年島根県の各地で開催されており、参加者の輪も広がってきています。そのため今でも練習に参加したり、チケット販売を手伝ったりして応援活動を続けています。

写真:自主制作CD
自主制作CD

この活動がきっかけになって任地パラグアイで集めたスペイン語の歌のCD「ラティーノ!」を作成!任地パラグアイで様々な歌を覚えて帰ってきたのですが、年が経つとともに忘れてしまうので何か形に残したい!と思っていたところ、ちょうどミュージカルで音響担当の方がCDを作ることができると聞き、依頼しました。このスペイン語の歌は「国際フェスタ」など国際理解のイベントがあるときや国際理解教育の講演会、自主活動団体によるラテンコンサートがあるときに披露させてもらっています。

スペイン語曲としてよく知られている「ラ・バンバ」「ケ・セラ・セラ」を始め、任地パラグアイの民謡「イパカライの思い出」など計15曲で構成。現在追加注文受付中!!
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拠点は地元島根県

これからも地元島根県を拠点として、広がりのあるOB会活動をさらに活発にしていきたい。また、プライベートの楽しみも、さらに増やしていきたいです!

島根県は自然が豊かなところなので、夏は海で素潜り、川で鮎捕り、秋はサイクリング、登山、冬はスキーなど楽しめる場所がたくさんあります。普段はバトミントンやソフトバレーの練習を行い、年に数回試合にも出ています!

得た経験をいかして地域の人にむけて発信し、またさらにいろんなネットワークを広げていく寺本さん。なにごとも楽しみながら行動されているようです。思いが形になったCDも必見。音楽活動のほうも応援しています!ご協力どうもありがとうございました!

※豆豆知識

地球のステージ

ライヴ音楽と大画面の映像、スライドによる語りを組み合わせた、まったく新しいタイプの”非営利”「コンサート・ステージ」です。
世界で起きている様々な出来事を、講演形式ではなく、音楽と大画面のビデオ、スライドに写しだし、語りと曲で構成していく「映像と音楽のシンクロ」ステージです。

地球のステージ

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