Vol.6:岡平考司

協力隊時代は?

写真:ルボップを演奏する岡平さん
ウズベキスタン楽器
ルボップを演奏する岡平さん

2000年2月中央アジアにあるウズベキスタン共和国に初めて2名の青年海外協力隊が派遣されました。その中の一人、日本語教師隊員として派遣された岡平さん。配属先は、ウズベキスタン国立世界言語大学で、日本語学科初めての日本人教師として、日本語コースの立ち上げ、運営コーディネーター、授業実践などをされました。協力隊らしく、何もないところから始めたということで、運営は大変きつかったにもかかわらず、学生達の熱心さが励みになり2年間を、乗り越えることができたそうです。

日本独特の文化を改めて見つめ、学生たちの様々な意見に刺激を受けながら、国際的な視点で日本を見つめることができるようになって、帰国されたようです。自分が成長できる場として、日本語教師は自分にとって天職として悟った岡平さん。すでに日本語教師という魅力ある活動への追及はウズベキスタンに渡ったその時から始まっていたのかもしれません。

帰国後の活動は?

写真:YMCAでの授業風景
YMCAでの授業風景

帰国後、東京の日本語学校でしばらく働き、再び広島の実家に戻ってYMCAの日本語講師として働いていらっしゃいます。

日本語授業では、様々な国の人たちを一度に教え込むので、そこには共通の言葉というものがありません。ジェスチャーを使ったり、話の流れでその言葉の意味を、学生たち自身に考えてもらい理解してもらう。日本語指導には明確な答えがないように見え、悩みが多かったそうですが、同僚に相談しているうちにみんなの悩みに共通点がある事に気づきました。それが「考える日本語教師の会」を立ち上げるきっかけになりました。岡平さんは、広島県下の日本語教師ネットワーク促進団体「考える日本語教師の会」の会長をされています。

また、日本語教師としての活動もさることながら、JICAの出前講座を20件近くこなし、広島市民対象のロシア語教室を立ちあげるなど、日本語教師という枠にとらわれず、活動の場を広げています。。

そして、実現・・・

写真:講演会の様子
講演会の様子
毎回プログラムを変えて試行錯誤

職場の同僚と共に昨年、「考える日本語教師の会」をたちあげました。
「考える日本語教師の会」の特徴は、日本語学校講師、地域のボランティア教師、日本語教師志望の学生を問わず、広く相互に知り合える、ネットワーク作りを目的としているところです。日本語教育を通じて、日本語だけでなく、日本の文化、伝統の魅力も伝えていきたいという願いがこめられています。

不定期に会を開き、ゲスト講師をお呼びしての講演会や、教授法についての模擬授業公開、意見交換会等、日本語教師の方だけでもなく、学生の方や、日本語に興味のあるご年配の方等に、口コミで広がり、いろんな分野の方が集まる会となっているそうです。先日は第5回目をむかえ、参加者も増えて、ますます今後の活動が注目されています。

これから・・・

今後の計画は?
「考える日本語教師の会」については、特に会を大きくしようとは思っていません。長く続ける、継続性が大事だと思います。そして未来を担う若者に一つの選択肢としてつたえていけたらと、思っています。」

岡平さんのモットーは、まだまだ若いうちは勉強、チャレンジャーとして、様々なことに挑戦していきたい。花開く、成果が出るのは40、50代でも充分!・・だとか?

 

日本語教師という枠にとらわれることなく、人の輪を広げていける岡平さん、ご協力どうもありがとうございました。今後のご活躍も注目です!!

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