Vol.3:石原大輔

協力隊時代は?

写真:ニジェールで活動中の石原さん
ニジェールで活動中の石原さん

1997年12月から2000年12月までアフリカのニジェールに派遣され、空手道の指導をされました。
活動は主に、首都のニアメで道場の先生をされたり、強化選手に対しての技術指導をされました。

帰国後の活動

写真:クリスマスケーキ作り
クリスマスイベントに向けて・・・
みんなでケーキ作り☆

そんな石原さんですが、帰国後は高校の非常勤講師や写真家のアシスタントなど様々な仕事を経験された後、(財)岡山県青年館の主催する国際交流のイベントに参加したのをきっかけに、(財)岡山県青年館「青少年の居場所施設」の管理運営を立ち上げからまかされることになりました。

協力隊の経験から人とのつながりを大事に感じていらっしゃった石原さん。特に、青少年との関わりを持つことが出来るこの仕事を喜んで引き受けられたそうです。

「青少年の居場所施設」は、全国にもいくつかありますが、石原さんの関わられた(財)岡山県青年館の特徴としては、実際に施設を利用する高校生の代表者が施設運営委員会をつくり、いろいろなイベントを考えて実行していくという点にあるそうです。
『大人の押し付けではない、青少年の自由な発想からイベントを作り上げていくのは大変だが、やっていてとても楽しい!』とのこと。

地元の人々とともに・・・

さてそんな活動の中で、大変だったことは・・・?

写真:車椅子体験
車椅子体験

商店街の空き店舗を利用した施設なので、やはり商店街のつきあいは不可欠。
話し好きなおばあちゃんと毎日2時間以上立ち話をする等、地元の人々と交流を深めながら、時間をかけ、徐々に商店街に受け入れてもらえるようになりました。また施設利用対象者は、小学生から大学生くらいまでという幅広い年齢層。小学生とお絵かきした直後に高校生の勉強を見て、そのかたわらで大学生の進路相談にのってあげる・・・という、非常にハードかつ柔軟性な姿勢が問われる仕事でした。

また、この活動は、最初から子供たちが自然に集まってきたわけではありません。近くの小学生にぬりえを配って持ってきてもらったり、16ミリフィルムを借りてきて映画大会をやったり、大学に足を運んでオーケストラ部の演奏会に行ったり、美術部の展覧会を見に行ったりと、徐々に施設の存在を知ってもらうようにしました。

そんな地道な努力の結果、現在まで1年半での利用者延べ人数は、なんと約1万人!毎日たくさんの子ども達で賑わっているそうです。

 異世代間の交流

では、活動の中で、やっていてよかったなぁと感じる瞬間は?

写真:国体に向けての運動公園清掃活動
国体に向けての運動公園清掃活動

来る大学生が高校生に勉強を教えてやり、高校生や中学生が小学生の面倒を見てくれるようになったこと。この様な施設がなければ、接点がなかったであろう異世代間の交流が生まれたことを思うと、やっていてよかったなあと感じます。

今後について

協力隊体験を活かして、地域の人々と共に活動をされてきた石原さん。今後はどういった活動を考えていらっしゃるのでしょう?

これまでもアフリカの話を聞かせてあげたり、パネル展示などはしてきたが、今後もこのような青年海外協力隊の経験をどんどん紹介していきたいです。また、商店街のおじいちゃん、おばあちゃんと青少年との交流のきっかけ作り、施設がなくなっても地域で子ども達を育てていく環境設備などもできればと考えています。

皆さんにひとこと!

自分が青年海外協力隊でどんな活動をしてきたかを国際交流に興味のある青少年に伝える事が出来る、こういった場所が、これからどんどん増えていってほしいと思います!

 

人と人とのつながりを大事にして、地域の人々と共に活動されている石原さん。その活動からは、石原さんの真摯な姿勢に加え、温かいお人柄も表れているように感じました。
今後のご活動も、JOCA一同応援しています!
ご協力ありがとうございました!

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