帰国隊員アンケート

協力隊から、帰ったばかりの皆さんはいったいどんなことを、思い、ふり返り、そして、展望しているのでしょうか?
帰国直後の素直な気持ちを聞いてみました! アンケートは回収次第、随時、更新していきます。時々のぞいてみてください。

アンケートに協力いただいた帰国隊員情報

派遣国  在地 氏名 隊次 派遣時期 派遣職種
コロンビア 島根 牛尾 早帆 平成18年度1次隊 2006年6月
~2008年6月
音楽
ブラジル 岡山 藤原 瞳 日青ボ22回生 2006年7月
~2008年7月
日系日本語学校教師
ブラジル 岡山 近藤 俊介 日青ボ22回生 2006年7月
~2008年7月
野球
ボリビア 山口 高村 和美 平成18年度1次隊 2006年6月
~2008年6月
保健師
タンザニア 岡山 監物 かおり 平成18年度1次隊 2006年6月
~2008年6月
看護師
ベトナム 岡山 原口 祐子 平成18年度1次隊 2006年6月
~2008年6月
村落開発普及員
タイ 岡山 中原 さやか 平成18年度1次隊 2006年6月
~2008年6月
日本語教師
ホンジュラス 山口 田邊 梨絵 平成18年度1次隊 2006年6月
~2008年6月
小学校教諭
ガーナ 島根 藤原 由里 平成18年度1次隊 2006年6月
~2008年6月
理数科教師
パラグアイ 島根 山本 麻由 平成18年度1次隊 2006年6月
~2008年6月
小学校教諭
中国 島根 田中 奈緒美 平成18年度1次隊 2006年6月
~2008年6月
日本語教師
パプアニューギニア 岡山 笹井 英治 平成18年度1次隊 2006年6月
~2008年6月
理数科教師
チュニジア 岡山 中桐 登志江 平成18年度1次隊 2006年6月
~2008年6月
作業療法士
マラウイ 岡山 福田 聖子 平成18年度1次隊 2006年6月
~2008年6月
果樹
ホンジュラス 広島 木村 哲也 平成17年度3次隊 2006年3月
~2008年3月
建築施工
ケニア 岡山 井上 満 平成17年度3次隊 2006年3月
~2008年3月
バレーボール
バングラデシュ 岡山 須田 綾 平成17年度3次隊 2006年3月
~2008年3月
村落開発普及員
モザンビーク 広島 増本 文 平成17年度3次隊 2006年3月
~2008年3月
薬剤師
ブルガリア 山口 末松 徹 平成17年度3次隊 2006年3月
~2008年5月
造園

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アンケート結果

Q1.現地での活動内容を簡単に紹介してください。 

牛尾 公立学校での歌唱指導、地域の吹奏楽団での合奏、楽器指導。
藤原 日系子弟に日本語や日本文化を教える。日本人会の行事への参加、手伝い。
近藤 8~18歳までの子ども達に野球の指導。大人のチームに選手として参加。
高村 群単位で設置してある保健ネットワーク事務所にて業務の補助。1、2次病院への指導・助言。ゴミひろいプロジェクト
監物 妊産婦健診、小児健診といった母子健康保健に携わってました。活動のほとんどがマンパワーです。左記に関連したポスターやテキストづくり。業務改善のために5S導入。他に看護師隊員で健康増進のイベントを企画、実施しました。
原口 農業地減少に伴う余剰労働力九州のための地場産業活性化。経済発展に伴う生活環境/衛生改ざんのための樹幹方社会構築。日越文化交流。
中原 大学のホテル観光学部での指導、ホームスティ実施、任地での観光業に就いている人への観光会話指導。
田邊 算数大好きプロジェクトの中の「算数大好き隊員」の一員として、「算数の教員指導力向上」を目標に現地職員(教師)と活動。
藤原 主に、教員養成校で、理科を教えていました。
山本 現地小学校での音楽と図工の授業の提案と展開
笹井 小学校での理科、数学、日本語の授業。理科実験書の作成。ココナッツオイル、石鹸、チョコレート作りの講習会
田中 大学での日本語の授業、同僚教師への支援
中桐 チュニジア、コルバにある地方障害者保護協会の運営する養護学校(兼職業訓練校)に作業療法士の導入と定着
福田 桃やリンゴなど、温帯果樹の栽培指導、村落女性グループへの食品加工指導、エイズ孤児の支援活動など。
木村 産婦人科棟、公園などの設計、補助。貧困層の人々の為の住居建設プロジェクトの指導・管理。
井上 ケニア、西部州にて警察署員、刑務官、テレコム職員へのバレーボール指導、セカンダリースクールへのバレーボール指導、バレーボール協会、ケニアスポーツ省とのミーティングなど
須田 村の女性ドクターと一緒にワクチンプログラム(鶏への)を行いました。また、鳥インフルエンザが大発生した際には、鳥インフルエンザに関する講習会を行いました。
増本 医療従事者訓練学校における薬剤技師育成。
末松 ソフィア市地下鉄工事跡地駅前公園設計、バルナ市障害者施設日本庭園設計、ソフィア市動物園内日本庭園設計施工

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Q2.活動期間中、とくに良かったこと/楽しかったことを幾つか挙げてください。

牛尾 自分が教えていなかったクラスの子どもたちが歌を口ずさんでいたこと。吹奏楽団で係わった何人かが音楽家の道を志すようになったこと。
藤原 一世の方々と直にお話をする機会が多かったこと。クロスロードに記事を書く機会があったこと。
近藤 教え子たちが初めて勝ったこと。監督として初勝利。選手としてブラジルの全国大会2連覇。
高村 友人(日本人・外国人)を出会えたこと。
監物 自分たちで計画したイベントに多くの人が集まってくれた時はうれしかったです。毎日子ども達と遊んでいました。子ども好きなんで楽しかったです。毎日満点の星が見れたのはよかったです。
原口 毎日の生活からいつも新しい発見、感触、喜びがあったこと。当たり前のことを当たり前と感じられるようになったこと(家族の大切さなど)
中原 「今日は休講だろうな(体育祭前準備とか天候が悪いとか)という日に学生が「授業をしてください」と言ってきてくれたこと。
田邊 村中の人と仲良くなれたこと。最後の最後に現地の人と一緒に活動をつくりあげることができたこと。
藤原 言葉があまり通じなくても、マーケットのおばちゃんたちと心の交流ができたこと。
山本 任地に友人がたくさんできたこと。子ども達がリコーダーなどに興味を持ち、ふけるようになったこと。
笹井 活動の最後に実験書が完成したこと。
田中 たくさんの学生と出会えたこと。中国について知ることができた上、日本についても振り返ることができた。
中桐 生活や文化、習慣を住民とともに体験できたこと。チュニジアという国について勉強できたこと。作業療法士は必要だと言ってくれたこと。かけがえのない友人ができたこと。
福田 子ども達や、女性グループのメンバーの笑顔を見ることができた時。自分が育て、一緒に植えた桃の木が成長していたとき。
木村 現場がある電気も水もない集落に寝泊りしているとき、見たこともない程の満天の星空だった。家が完成して完成式をした時、住民が涙を流しながら握手を求めてきたこと。
井上 指導していた刑務官チームがナショナルトーナメントで2位、3位を獲得したこと、指導していたセカンダリスクールがケニアで優勝した事、ナショナルチーム女子チームの人たちと関われた事、上記のおかげでアフリカ選手権などを観られた事。
須田 現地人との食事。日々の人々との会話が楽しかったです。
増本 生徒が色々なことを学んだ事。生徒が最後に送別会を開いてくれた事。
末松 職場の人たち、JICAスタッフの人たちの協力のおかげで日本庭園が竣工したこと。二度ほど山へ登りました。そのうちひとつは世界遺産に登録されてある山だったので山頂からの眺めは絶景でした。本場のブルガリアヨーグルトは最高です。

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Q3.活動期間中、悲しかったこと/つらかったことを幾つか挙げてください。

牛尾 つらかったのは、活動をはじめてたころ自分が柔軟になれず、現地指導者と時間に遅れたことでケンカをしたり指導について意見が合わなかったこと。
藤原 一世の方の死。生徒たちのやる気のなさ。
近藤 チーム解散の危機、失恋。
高村 なかなか仕事が進まないこと、言葉のかべ、貧富の差を間近で見たこと、自分の知らない思うことのなかった生活がそこにはあったこと(感染症で子どもが死んでいく)
監物 同任地の隊員が先に帰国して1人とりのこされた時はさみしくて、慣れるまで毎日が暗かった。JICAから医療行為を禁止されており、私を一人前のナースと認めてもらえず、常に地位が低くみられていたことは悔しかった。
原口 赴任当初、自分の(隊員の)活動が必要とされていないと感じたから、活動がきばんにのるまでのあいだ、配属先を巻き込んでいくのがとても大変だった。
中原 日本人に活動内容について理解を得られなかったこと。
田邊 現地の人に自分を認識してもらえるまでの自分の居場所のなさ。(「日本人の協力なんて必要ない」と言われた瞬間)
藤原 私が引率していた生徒がイベントを途中で投げ出してしまったこと。ガラスポットが割れて火傷したこと。
山本 友人(現地人)が事故で亡くなったこと。
笹井 家がなくて自分で探していた頃。
田中 日中関係が活動に影響すること。
中桐 疑問に思うことや、言いたいことをうまく現地語でしゃべれなかったこと。(最後には大丈夫でしたが)
生活習慣や価値観を理解するまでが辛かったです。
福田 自分の思いが現場で伝わらなかった時、活動が上手いかず、八方ふさがりの中、誰にも会えなかった時。
木村 配属先の所長と意見の食い違いでぶつかった時に、僕がいないところで、署員の前で悪口を言っていたと聞いた時。
井上 事故で入院したこと、腸チフスになったこと。同期ザンビア隊員がなくなったこと。
須田 赴任当初、なかなか現地の同僚の信頼を得られなかったこと。赴任後1年近く「あいつはベンガル語がわからない。」と言われ続けたこと。どこに行っても「日本に連れていけ。」と言われたこと。
増本 教え子の死
末松 ブル人の素行の悪い連中から、すれ違いざまに人種差別的暴言を吐かれ暴行を受けたこと。

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Q4.活動中、最も力を入れたことは?

牛尾 現地の音楽を知るために、吹奏楽団にはいってフルート奏者として活動し、覚えたこと。
藤原 写真を撮ること。ブログで活動内容や生活の様子などを公開すること。
近藤 チームの部員をますためにの広報活動。
高村 日本文化を伝えること。(習慣や仕事の仕方)
監物 水をいかに節約するか。
原口 人間関係の構築(信頼関係)
中原 ホームステイプログラムの立ち上げと実施。
田邊 村での算数研修システムの土台作り。村の人と仲良くなること。とにかく話かけて遊ぶ。
藤原 工夫した理科授業を行うこと。
山本 友人作り。語学。
笹井 実験作りとパプアを楽しむこと。
田中 授業
中桐 できるだけ現地の人と一緒の時間と場を過ごす。(でも)自分の時間も大事にする。
福田 私が帰国した後も、彼らだけで活動を続けられるように自立支援に力を入れていた。
木村 いかにホンジュラスの人たちの生活に入り込むか(公私共に)
井上 バレーボールの指導、自分が帰国した後のことを考えてのバレーボールの指導
須田 公でも私でも、人との交流をはかること。結局、普段の交流の密接さが活動のはかどりに繋がっていく。
増本 授業を充実させる。
末松 その日一日の目標を達成するように努める。

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Q5.任国(任地)を一言で表すと?

牛尾 年中初夏くらいの気候でとても過ごしやすい。人々がとても明るくおしゃべりな人が多い。
藤原 何でもあり、何でも受け入れてくれる国。
近藤 情熱の国ブラジル
高村 愛する土地
監物 にぎやか
原口 喜怒哀楽
中原 なんでもアリな国
田邊
藤原 温かくて大きい
山本 のんびり
笹井 パラダイス
田中 奥深い。
中桐 謳歌が多くて熱い人たちのいる町
福田 Warm Hart of Africa
木村 皆、心があたたかい
井上 TIA (This is AFRICA)、そもそも一言で言い表せない
須田 エネルギッシュ!
増本 バオバブに囲まれた広い大地
末松 共産主義のサービスが色濃く残っている。

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Q6.協力隊体験を一言で表現すると?

牛尾 だんだん任地に慣れるにつれ、人々の話し方や習慣などが自分に移っていき、最後にはコロンビア人のようだと言われて、コロンビアのことが、人ごとではないようになった。
藤原 考えの幅をひろげてくれる経験。
近藤 自信。
高村 二度と味わえない貴重な日々
監物 サバイバル
原口 喜怒哀楽
中原 自分リセットの旅
田邊 険しい山登り
藤原 自分を磨く
山本 めげたら負け。
笹井 日々挑戦
田中 濃くて短い2年間。
中桐
福田 人生の勉強になった
木村 人生の1ページ
井上 人生の良い経験
須田 人生の宝
増本 一生の思い出
末松 チャレンジと忍耐力
 

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Q7.今だから言える、任地に方々への一言。

牛尾 見知らぬ外国人である私に自分の家族のような扱いをしてくれてありがとうと言いたい。
藤原 本当にお世話になりました。
近藤 ありがとう。愛しています。
高村 もっとたくさんのことを共有したかった。
監物 時々怒って、呪いをかけてやると言っていた言葉は、‘お経’です。呪いの札も漢字で書いた私の名前です。びびらせてごめんなさい。すべてうそです。
原口 感謝の言葉のみです。
中原 非力でごめんなさい。
田邊 ごめん。1回すごくみんなのこと嫌いになりました・・・これは自分が小さかったから・・・ごめん。でも今は愛しています。★
藤原 I miss you so much.
山本 腹のたつこともたくさんあったけどありがとう。
笹井 日本に戻ってきてから、彼らの表情が本当にイキイキとしていたと思う。
田中 中国の大学生は中学生のようにピュアです。
中桐 喜怒哀楽を引き出してくれて感謝。受け入れてくれて感謝。
福田 最後まで支えてくれてありがとうございました。
木村 一生の仲間達
井上 今だから言えることはない。今言えることは当時もしっかり言って伝えていました。
須田 もう、とにかく「ありがとう!!!」の一言につきます。
増本 あなたたちの生き方から、多くの事を学びました。
末松 みなさんありがとう。
 

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Q8.協力隊に興味のある方々へ一言。

牛尾 やる気とどんな相手でも尊ぶ気持ちだと、任地で喜ばれると思う。
藤原 今だと思ったらやってみよう!
近藤 やるなら今。
高村 一度は通ってみてください。人全感変わります。
監物 ぜひ挑戦してください。いろんな出会いがありますよ。
原口 楽なことばかりではないけれど、自分のこと、相手のこと、周りのことをもっと大切にできる人生になります。
中原 自分より面白い生き方をしている人にたくさん出会えます。
田邊 自分を見つめる良いチャンスだと思います。いっぱい悩んで、いっぱい笑ってください。
藤原 行ってわかることはたくさんある。
山本 あまり気負わず、自分が学ぶ気持ちで謙虚に参加したらいいと思う。
笹井 学校やテレビでは知ることができないリアルがあります!!
田中 案ずるより産むが易し。
中桐 今しか、今だけ、今だから、です。
福田 絶対に参加すべき!!
木村 行こうかどうか迷ったら、是非チャレンジしてください。
井上 Do your Best.
須田 まずは、行ってみてください。人生が変わります。それくらのインパクト!
増本 行ってみる価値はあると思います。
末松 一歩を踏み出す勇気

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Q9.最後に…これから何をしますか?

牛尾 協力隊経験を夢で終わらせたくないためにも、コロンビアの人や中南米から日本に来ている人々をできるだけ助けてあげたいと思うし、2年間で身につけたことを生かせる仕事に就きたいと思います。
藤原 大学院に戻ります。
近藤 高校体育教師、高校野球の指導者。
高村 仕事を続けます。自分の道を探し続ける。
監物 この2年間のブランクで腕と知識が落ちたので、一度日本で普通に看護師します。それから、NGOに入ってまた途上国で看護師したいです。これからその繰り返しですかね。
原口 ベトナムの生活改善の技プロに携わる予定です。
中原 自分でできることをやっていきます。無理にせずに。
田邊 教育分野に関わって、この経験や感じたことを子ども達に伝えたい。
藤原 理科教育に携わること。
山本 日本の子ども達への体験したことを伝えていく。
笹井 この経験を伝えることができたらいいと思う。
田中 短期ボランティアに参加します。
中桐 作業療法士を一生続けます。
福田 国際協力の道(農業を通した)を進みたいと考えているため、大学院へ進学予定
木村 これからは、日本全国の人々を幸せにするような建物、住宅を作っていきます。そして自分の手で1から10まで係わって途上国に学校や病院を建設します。
井上 仕事しています。・・・
須田 就職。まずは日本のビジネスパーソンとして一人前になりたいです。
増本 医療従事者として、国際協力に関わっていけたら良いと思っています。
末松 また機会があれば外国に自分の庭園を作りたい。

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