指導者養成研修の成果を発表する「UNDOKAI」を開催(2016年3月掲載)

平成27年度に続き、当協会はスポーツ庁より「スポーツ・フォー・トゥモロー」事業を受託し、スポーツ環境向上に貢献する日本式運動会(UNDOKAI)をマラウイで実施しました。平成28年度の事業は、今後マラウイの人々の力で運動会を開催できるよう、まず教員向け研修を実施。その後、集大成となる合同運動会を開催する流れとしました。

教員向け研修には、2015年11月から12月にかけて職員3名を派遣。首都リロングウェ郊外にある3つの初等教育校(プライマリースクール)で、体育を教える教員を対象とした研修を3日間行ない、運動会の実施手法を伝えました。3日目の午後には、研修成果となる運動会を開催しました。運動会には4年生~7年生が参加。学年ごとに、徒競走(4年生)、綱引き(5年生)、バトンリレー(6年生)、台風の目(7年生)を練習し、運動会に臨みました。

※マラウイの初等教育(プライマリースクール)は8年制。

徒競走
徒競走(2月4日)

 

2016年2月4日には、研修実施校の一つ、ボワ・フル・プライマリースクール(Bowa FP School)において、研修に参加した9名の教員による運営の下、UNDOKAIを開催しました。この日は564名の生徒が参加。当協会職員は出来る限り運営に手を出さず、教員だけで運営してもらうよう心掛けました。

現地では日本のように物事が進まないことも多く、予想外の事態も多々発生しました。例えば徒競走では、生徒がゴールに向かって蛇行して走り、ゴール前ではスピードを緩めてしまいます。そのため走るべき方向の目印としてゴールテープを用意したところ、今度はそのテープを飛び越える生徒が続出しました。しかしそれを逆手に取り、ゴールラインの 2~3メートル先にテープを張ることで、ゴールまでスピードを緩めず走るようになるなど、教員が創意工夫し、対応しました。 

綱引き
綱引き(2月4日)

「UNDOKAI」当日は、マラウイのスポーツ・文化省の大臣をはじめ、同省や教育科学技術省の高官、日本からは在マラウイ日本大使ご夫妻や JICAマラウイ事務所長ご夫妻など多くの来賓にお越しいただきました。視察したスポーツ・文化大臣からは、「『UNDOKAI』をマラウイの体育カリキュラムに取り入れたい」という発言もあり、マラウイ側関係者に大きなインパクトを残すことができたと思われます。

今後は、研修を受けた教員を中心にマラウイ国内で「 UNDOKAI」が広く紹介・開催され、さらなる裨益が生まれることが期待されます。

報告:小島正行(国際事業二課)

2月4日開催 UNDOKAIの写真

徒競走
徒競走(4学年)

台風の目
台風の目(7学年)

ラジオ体操
日本の「ラジオ体操」を、教員が生徒に紹介

協議
事例対応のため協議する教員たち

応援
応援する生徒たち


全員での記念写真

実施データ

開催日 2016年2月4日 
実施校 ボワ・フルプライマリー・スクール
(Bowa FP School)
参加生徒数 564名
実施種目 4年生:徒競走
5年生:綱引き
6年生:バトンリレー
7年生:台風の目

 

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