開発と平和のためのスポーツ国際デー記念シンポジウム(2015年4月6日開催)

1896年、ギリシャ・アテネで、第1回近代オリンピック競技大会が開幕した4月6日を記念し、国連は2013年に、「開発と平和のためのスポーツ国際デー」を定めました。日本国内では2014年から、スポーツをテーマとしたシンポジウムがこの日に開催されています。

2015年4月6日には、スポーツを通じた開発、平和への取り組みについて考えようと、「開発と平和のためのスポーツ国際デー」記念シンポジウム(主催=スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム運営委員会,共催=青年海外協力協会,嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター)が、筑波大学東京キャンパス文京校舎(東京・大塚)で開催されました。

冒頭で、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長からのメッセージが、「『開発と平和のためのスポーツの国際デー』は、持続可能な進歩と変革を達成する上でスポーツが果たすことのできる役割に光を当てます。世界中のスポーツ選手の皆さんに対し、ミレニアム開発目標(MDGs)を達成するための国連への取り組みを称えます。これまで多くの目覚ましい成果がありましたが、なすべきことも多く残っています。私は、スポーツをする人々がすべての人にとってよりよい世界を築くための主唱者であることを、これからも期待しています」と紹介されました。

シンポジウムでは、スポーツを通じた開発と平和への取り組みが紹介され、発表者として、サッカー元日本代表で日本スポーツ振興センター(JSC)のキャンペーン“SPORTS JAPAN”のアンバサダーを務める北澤豪氏、第14回国連ユースリーダーシップキャンプに参加してスポーツを通じたリーダーシップ教育等を学んだ、バンクーバーパラリンピック・クロスカントリースキー銀メダリストの太田渉子氏と筑波大学で障害科学を専攻する学生の原市紘奈氏が登壇しました。

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マラウイでの運動会開催を発表する小原(左)

また、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、日本政府はスポーツの価値を100か国一千万人以上に届ける「スポーツ・フォー・トゥモロー」を2014年より推進しています。

この日のシンポジウムでは、「スポーツ・フォー・トゥモロー」についての紹介も設けられ、アフリカ・マラウイのマタピラ村で運動会開催事業のコーディネーターを務めた当協会職員の小原裕子が、取り組みを発表しました。

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パネルディスカッションの様子

当協会は日本スポーツ振興センターから再受託した「スポーツ・フォー・トゥモロー」事業として、2015年2月から3月にマラウイとグアテマラで、現地で活動する青年海外協力隊員のサポートを得て日本式運動会を実施しました。小原職員は、体育の授業が行われていない小学校で運動会を開催するまでの一連の流れを映像を使って紹介し、運動会が現地の人々にもたらした変化や、事業を担当して感じた今後の課題などを共有しました。

プログラム最後には発表者によるパネルディスカッションが行われ、スポーツが開発と平和にもたらす力について、意見が交わされました。

青年海外協力隊のスポーツ隊員として、これまでに3,000人以上の青年が、途上国でスポーツの意義を伝える活動に携わってきました。当協会は協力隊経験者集団として、今後も、「スポーツ・フォー・トゥモロー」の一翼を担うべく、事業を展開していく考えです。

関連リンク

国際連合広報センター 開発と平和のためのスポーツの国際デー(4月6日) 
事務総長メッセージ全文はこちらから(国際連合広報センターページ)

http://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/13326/

国際連合広報センター

http://www.unic.or.jp

スポーツ・フォー・トゥモロー

http://www.sport4tomorrow.jp/jp

 

 

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