アフリカ・マラウイと中米・グアテマラでの運動会開催

マラウイ~地域の自主性を尊重し、開催

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万国旗はためく開会式。マラウイ国旗は手づくり

マラウイでは首都リロングウェから南東約40キロに位置するマタピラ村の小学校で運動会を開催しました。この学校には1年学年から8年学年まで、1,400人の児童が在籍し、出席率は約7割です。

運動会当日は村長や教会、児童の家族を巻き込んだ地域の一大イベントになりました。参加児童全員が身につける4色の鉢巻きは障がい者自立支援施設の人々が作ってくれました。

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綱引き。練習で苦労した分、本番での成功は格別です

大所帯の学校のため、各学年1種目ずつを披露。教員だけでなく児童も、やるのも見るのも初めての競技ばかり。学年ごとに、教員自らが試行しながら、競技種目を決定しました。

練習開始からまもないころ、ルールが分からない児童たちは、綱引きで勝っても何がなんだかわからない様子でした。大縄跳びでうまくできないと、ケンカを始めることも。しかし、たった2週間、回数にして12回の練習でみるみる上達し、同時に教員たちも審判や指導ができるようになりました。

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組体操。大技完成、見事、“サボテン”になりました

教員たちは一張羅を着て、子どもたちは鉢巻き姿で臨んだ本番。教育省や他の学校からの参観者もありました。児童たちは運動能力の高さをいかんなく発揮し、懸命に競技する姿やその笑顔に観覧者、参加者すべての人の心に残るものになりました。

後日談:運動会終了後、マタピラ村の周辺では大縄跳びが流行しているそうです。

報告: 現地コーディネーター 小原裕子(平成20年度1次隊・セントビンセント・体育)

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ボール運び。息を合わせてボールをバケツへ

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大縄跳び。真剣勝負の一瞬です

動画はこちらから(youtube)

実施データ

開催日 2015年2月25日 
実施校 マタピラ小学校(1年から8年までが在籍、児童数1,400人) 
実施種目 大縄跳び、組み体操、ボール運び、綱引き、50メートル走、ドラゴンレース(パイプを使った独自種目のレース)

グアテマラ~運動会は人々の結びつきを強める

首都グアテマラシティから車で2時間半。標高1,500メートルに位置するケツァルテナンゴ県カンテル市内三つの小学校開催した運動会は、現地のラジオや新聞の取材を受けるほど話題になりました。

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綱引き。力を合せてエイエイオー。応援にも力が入ります

 

大縄跳びでは、まず、子どもたちに見本を見せるため、教員や日本人スタッフが一緒になってジャンプ! 大人たちの大奮闘に子どもたちも触発され、本番では見事に連続ジャンプに成功しました。

 

正解の看板が立っている場所まで時間内に走る「○×クイズ」では、「五輪」や「環境教育」に関する問題が出題されました。日本語でもありがちな「○か×か」の意味の取り違いが起こり、答えとは反対の方向に走り、笑いを誘うハプニングもありました。

 

当日は県教育委員会のスポーツ担当の職員が参加し、競技前に準備体操の指導をしてくれるなど、現地の協力によって楽しい時間を作ることができました。先生方からは「UNDOKAIの種目は、仲間を鼓舞し、全員で前向きに参加できるダイナミックで良い競技」との声が挙がりました。

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「○×クイズ」。 Si (ハイ)かNo(イイエ)、意味の取り方が
難しい

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ボール運び。おっとっと、落とさないように慎重に

報告:現地コーディネーター 阪長友仁
(平成19年度4次隊・コロンビア・野球/NPO法人BBフューチャー所属)

実施データ

開催日 2015年3月3日, 4日,6日
実施校

3日:チュイクアク・トゥルル小学校(生徒数150人)
4日:セメンテリオ・アンティグオ小学校(生徒数約180人) 
6日:パサック・プリメロ小学校(生徒数約300人)

実施種目 大縄跳び、綱引き、○×クイズ、ボール運び競走

青年海外協力隊員との協働

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【マラウイ】坂田真吾隊員(24年度4次隊・青少年活動) 

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【グアテマラ】鈴木良壽隊員(平成25年度3次隊・小学校教員)

青年海外協力隊員の日々の地道な活動のおかげで、現地とのコミュニケーションをスムーズにとることができました。2か国での運動会開催を成功裏に終えることができたのは、彼らの功績によるところが非常に大きいです。この事業は現地のエンパワメントを高め、持続的な開発を支援するものです。協力隊員の現地活動と運動会開催の相乗効果によって、より多くの人たちにスポーツのよろこびを届けられるよう、取り組んでいきます。

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