現地NGOに事業を引き継ぐ(2016年4月)

岩手県遠野市の休耕田で作ったコメを、マラウイの小学校給食に活用し、児童の出席率を上げようと、当協会は、2013年10月より、「マラウイ学校給食プロジェクト」を実施してきました。2016年3月末、実施校の学期終了に合わせ事業を終了しましたが、4月からは、現地NGOのSEIBOMALAWIがこの事業を継続します。

引き渡し式写真
引き渡し式でマラウイ教育相省の代理としてスピーチする、カチグンダ氏

当協会が寄贈した米粉を使用した給食は7月の学期末まで支給されますが、次学期からは、“SEIBOMALAWI”による、メイズと大豆粉を混ぜた“LIKUNIPHALA”による給食が始まります。

マラウイ教育省、カゾンバ小学校、“SEIBOMALAWI”およびJOCAの間でこの移行の流れを確認し、4月27日にカゾンバ小学校にて給食支援プロジェクトの引継式を開催しました。

 

 

給食配布
給食配布の様子

本プロジェクトは約3年間、岩手県遠野市で地域活性化プロジェクトにより生産された米(約32トン)を玄米粉または米粉に製粉し、マラウイ国へ輸出。小学校給食として、またムジンバ県病院の入院患者用の食事として利用されました。カゾンバ小学校の生徒は約800名で、給食開始前は50%以下だった登校率が給食を開始すると平均70パーセント以上に上昇、昨年度の卒業試験合格率は例年平均レベルの40パーセントから一挙に71パーセントにまで上がりました。

給食の自立に向けた成果としては、地域のコミュニティからメイズと大豆が提供され、また学校農場からも収穫できるようになり、さらに農園から収益を得るまでになりました。プロジェクトを引き継いだ“SEIBOMALAWI”も、学校および地域コミュニティの協力を重視した給食プロジェクトを実施するとしており、継続してカゾンバ小学校での給食自立に向けた自助努力が続けられ、将来的に自立した給食プログラムが実施されることを願っています。

視察
大豆畑を視察する列席者

子ども
給食を食べる子どもたち

 

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