7月 “分かり易さ”をモットーに

マラウイ・プロジェクトの残り期間は、ついに半年を切りました。時間の経過とともに事務所訪問者や政府機関等に対するプロジェクト説明の機会も増え、その都度感じてきたことが「対外的に伝えることの難しさ」でした。5月後半は外務省に提出する中間報告書作成に傾注したスタッフたちでしたが、これまでの主観的で定形化されつつあった報告書のスタイルが、今回は本部からの助人が加わって客観的な視点が強くなり、前回までのやや難解な報告書よりは多少なりとも改善できたのではないかと実感しています。 特に時間をかけて取り組んだのが“どうしたら受け手にうまく伝わるのか?”というポイント。根本的なところに立ち返って、「全体の構成/効果的な図表の挿入/農業玄人・素人双方に通じる表現」などなど、今まで見落としていたかもしれない点に改めて目を向けて、さまざまな角度から見直しました。

今回の作業を通じて、スタッフ自身、非常に大切なことを発見した気がします。それは、情報の受け手に分かりやすく伝えようと取り組んだ図表の作成作業そのものが、自分たちの頭の中を整理するのに非常に役立ったということです。さらに、報告書作成が致し方なく日本人中心で行われてしまう中で、この図表に関してはサッと英語に書き換えて現地スタッフとも共有できるのです。「見える化」という言葉が最近では日本でもあちこちでうたわれるようになっていますが、今マラウイ・プロジェクトでも遅ればせながら「プロジェクトの見える化」を図っているところです。

これから終了に向けて大きなイベントも予定されており、そこでは3年間の総合的な成果を発表することになります。今後は“分かり易さ”をモットーに、一人でも多くの方に無理なく理解していただけるような情報発信をしていきたいと思います。「スプリングボード」読者の皆様にも、プロジェクトからの情報発信が、さらなる改善・改良が可能となりますよう、アドバイスをいただけましたら幸いです。
(文責:氣田智子)


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