6月 スタッフ紹介(レインフォード・カマンガ)

 

こちらマラウイではあちらこちらでメイズの収穫がはじまり、緑豊かだった雨季の景色から乾季の景色へと少しずつ変化していっています。

さて今回はスタッフの一人、レインフォード・カマンガさん(35歳)の紹介です。8人兄弟姉妹の5番目に生まれたカマンガさんはマラウイ北部のカロンガ県出身であり、眼下に湖が広がる絶好のロケーションで育ちました。平成20年から運転手としてこのプロジェクトに尽力してもらっています。

転手は普通、他のスタッフが活動をしている間は車もしくは近所で待機しており、カマンガさんも直接活動に関わることはほとんどありません。しかし彼のプロジェクトに対する理解度は高く、「物的支援なし」や「地域資源の有効活用」は自立のキーだという認識を持っているようです。もし自分が専業農家になってもこの考え方をもとにお金がかかる化学肥料に依存するのではなく、堆肥などを利用しながら様々な種類の作物を生産することで農業ビジネスを成功させる自信があると言っています。また対象地域で次々と出現してきている伝達農家に対しても次のように彼の考えを披露してくれました。「彼らの考え方はプロジェクトの進行により変化がみられ知識も増えていっていますが、個人の畑では作物の種類もまだまだ豊富とはいえず、知識のフィードバックが充分とはいえません。必要なのはちょっとしたきっかけ、気付かせ。フィールドツアーをアレンジし、手本となるべき他のフィールドを見せることが必要なのではないでしょうか」。彼はもともと、政府などのアプローチで見られるハンドアウト(物的・金銭的サポート)による、農民の生活水準レベル向上には持続性がなく有効でないという考えを持っていましたが、プロジェクトと関わることでそれを実感しているようです。

第2フェーズも2年目に入り、より積極的に政府職員の巻き込みを行っています。カマンガさんに変化が見えたように、直接的間接的に影響を与えつつ、着実に知識、ノウハウそしてスピリッツを広げていきたいです。 
(文責:坂谷尚美)

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