3月 グループ活動の継続と活性化を目指して

 


会議進行ステップを確認しながらのミーティング

 みなさんお元気ですか?まだまだマラウイは雨季が続いていますが、雨の合間の晴れ間は日本の春を思わせるようなとても心地のよい気候となっています。
 さて、前回はグループであることの意義ということについてお話しましたが、今日はグループの組織運営を強化するためのグループダイナミックス研修についてお話します。1月25日から3日間、対象グループのひとつであるルベン・ピリグループにて上記の研修を行いました。ファシリテーターは計3名。うち2名は農業普及所の職員です。1日の平均参加人数は34名。メンバー以外の人も多く参加し、この研修への注目の高さを伺うことができます。研修の導入部ではまずグループとはなにかを考えてもらいました。グループを組織する利点は①情報(アイディア、技術、知識)の共有が容易に行うことができ、②一人では困難な重労働なども多人数なら可能になり、③仕事の分担や④励まし合いながらの活動は個人のモチベーションを挙げ、さらには⑤普及サービスにアクセスしやすく、⑥問題が起こってもみんなで考えることができるなどが挙げられます。逆に欠点は①グループ活動に時間を費やされるのと、②物事を決めるのに時間を要するなどの点です。活動の継続性を高めるために、まずはグループに所属する意義を認識してもらいました。また、マラウイでは教会や村などで日々会議が行われていますが、日本のように学級委員や各種委員会を小中学校で体験することなかった多くのマラウイの人にとって、各委員やメンバーが分担し効果的に議論を行い、結論を導き出すことはまだまだ苦手です。よってグループの委員(議長、書記、会計等)の役割、会議進行、コミュニケーションそして問題解決ステップなどについても講義しました。
 この研修がグループ運営をよりスムーズにし、個人、グループの活動がさらに活発になる手助けになればいいなと思います。急がば回れではないですが、まずは基本からしっかりと押さえてもらいたいです。 (文責:坂谷尚美)

 

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