2月 グループだからこそ

 

 

 

 


 

みなさん、こんにちは。こちらマラウイは11月末から雨季が始まりましたが、一時雨が降らない日々が続きメイズの生育への影響が心配されましたが、最近ようやく雨が再開して農家はほっとしているようです。

 さて先日1月3日、お隣のタンザニアから村落開発隊員がご近所の協力隊員と一緒にプロジェクト視察にきてくれました。ムジンバ中心街から西の方へ車で行くこと20分の場所にある3グループを視察しました。今回はその中の1グループ、ジャンドグループについてお話ししたいと思います。メンバーは女性ばかりの10名で構成されており、もともとは2001年に飢饉がありそのために収穫量をどうにか増やそうとその翌年、政府の普及員の主導でグループが結成されました。

 2005年JOCAが介入するまでは物的支援がないなどの理由でメンバーの入れ替わりがありましたが、現在はとても活動的なグループの一つになっています。

  「グループを継続させるための秘密は?」との質問にメンバーたちは自信をもってこう答えました。「私たちは自立の精神をよく理解しており、物的支援は求めていません。それより仲間たちとともに一丸となって農業技術を学ぶことによって生活を向上させることを目指しています。この気持ちがあるから現在までグループが続いているし10年後も私たちのグループはあることでしょう。」

 なんと頼もしい言葉でしょうか。事実、このグループは一部のメンバーが伝達農家委員会に参加し得た知識をグループで共有し、個人圃場に還元していっています。グループ内での相互の刺激が彼女たちのやる気を継続させるものであるし、逆にグループだからこそお互い足りないものを補い合い、助け合いながらいろいろ学べる機会ができているのだと思います。

 現在、新たな挑戦としてグループ内でお金をプールし、必要な時にメンバーが借入できるようなシステムを作ろうとしています。お金がからむと問題も起きやすいですが、成長するこのグループのさらなる一歩を踏むお手伝いを継続していきたいと思います。グループであることの意義、私たちも改めてこのグループからリマインドしてもらいました。 (文責:坂谷尚美)

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