1月 離れているからこそ見えるもの

 皆さんこんにちは。今回は一時帰国中の日本からお届けします。この機会を利用し、改めて日本を、そしてマラウイという国を見てみました。
 日本に帰ってきてまず感じたのは便利、そして効率的だということです。交通にしても時間通りで遅れることはほとんどない。帰国して最初に入ったラーメン屋では従業員全員の見事なまでの連携プレーを目の当たりにしました。あ・うんの呼吸というのでしょうか。他人と一緒に働く場合、先を見越して行動し、いかに効率よく動けるかを考えてから動作に移す。マラウイでは時間はタダ。いくら時間がかかっても問題がないことから、早く効率よく物事を終わらせようという概念がほとんどありません。私たちがこういったことが比較的得意なのは、子どものころからの積み重ねであり、同時にそのような環境が整えられていたから習得できたものだということに気づきました。 またその反対で残念に思ったことは、人との関わりが希薄なことです。挨拶一つとってみても、マラウイでは人と会えば長い挨拶をし、人とのコミュニケーションを大事にしていますが日本ではどうでしょうか。最近、日本や日本の周りの国でさまざま不穏な動きがありニュースにもなっています。しかしながらそれが自分たちとはまったく別の次元で起こっているような錯覚を起こさせる報道が多くされているように思います。
 世界を見ず、内向きになってきているこの風潮は世界の中における日本という国の存在感を薄くしてしまう原因の一つなのではないかと思います。日本には他国に誇るべきいいところがまだまだあります。それを上手に周りにアピールしつつ、学ぶべきところは学ぶという謙虚な姿勢が必要なのではないかなと思います。まずできるところから。ということで、私自身仕事の効率化を図り、現地スタッフの手本となるよう努力したいと思います。そして彼らからもいろんなことを吸収していきたいと思います。 

(文責:坂谷尚美)

 


●現地スタッフと大使館前にて


 

 

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