6月 ザケヨ村の村長

ザケヨ村の村長

写真:特玉タマネギを自慢げにみせる ザケヨ村長

特玉タマネギを自慢げにみせる
ザケヨ村長

今回は一人グループ?!として活動しているザケヨ村長の活動を紹介します。

プロジェクトでは基本的に個人農家一人だけは対象としないのですが、彼の学びたいという意欲と作物生産に対する熱意を感じた私たちは、巡回訪問を続け、時折数名の参加者のもとで研修を行ってきました。この村もプロジェクト開始当初は、村の展示圃場を設置してダイズやラッカセイなどの作物を栽培していたのですが、次第に畑を管理するものは減り村長のザケヨさん一人になってしまいました。彼は、「他のものを呼んでも研修に集まらない。みんな個人主義で、グループ活動は難しい」と口にしています。

写真:ザケヨ村長考案!? キャベツ盛り土式ベッド

ザケヨ村長考案!?
キャベツ盛り土式ベッド

一個人農家としてのザケヨさんは、メイズをはじめキャベツ、ジャガイモ、バナナなど多様な作目を精力的に栽培しています。また、自分で種から育てた数十本のオレンジが家の周りに植えられており、放ったらかし状態ですが時期になるとちょっとした収入になっているようです。

私は、野菜とは違い数年後にやっと利益をもたらす果樹を始める人は刷新的であるように感じています。そんなザケヨさんは跳びつきが早いことに、種まきから収穫法、保存法まで研修したタマネギ栽培法を実践した結果、市場にもっていくとみんなが驚くほどの大玉で立派なタマネギを作って、保存する間もなく村の中で完売しました。推定8,000円ほどの売上があったようです。その頃から、彼の畑に立ち止まり2,3 質問していく人や訪問者が出てきているらしいです。

写真:あるグループ視察時にメイズの株間を測る勉強熱心なザケヨ村長

あるグループ視察時にメイズの株間を測る勉強熱心なザケヨ村長

ザケヨさんがいうように、‘個人主義’の人が多いのかもしれませんが、参加者が集まらないのはそれだけではないと思います。JOCA 研修はたとえグループがなくても参加者と場所と要請さえあれば実施することにしています。きっと、興味ない振りして見ている、人たちがいるはずです。ザケヨさんが便益をより得ることが誘引効果となるでしょう。同時に、近い将来彼が周囲に技術を普及させる発信地となることを期待しています。

先日、彼に提案したら別のグループへニンニク植付法の研修を行ってくれました。一寸づつくすぐっていきますよ。

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