8月 マラウィの結婚式

写真:結婚するニョンドさん

今回はマラウィの結婚式についてご紹介したいと思います。プロジェクト立ち上げ初期からお世話になっているマラウィ農業省のニョンドさん(将来有望な28才)が結婚式を挙げられることになり、光栄にも招待状を頂きました。自分の結婚式の時の苦いスピーチの思い出を回想しながら、会場に行くと、予定では昼の1時に開始するはずの結婚式が全然始まりません。実際に始まったのは3時を過ぎていました・・・。

さて、マラウィ国民の約8割はキリスト教徒で、大概の結婚式は都市部・地方に関らず男性はスーツ姿、女性はウェディングドレス姿で式と披露宴を行います。私がマラウィで初めて結婚式に出席した時に一番驚いたことは、親戚縁者・友人知人が新郎新婦に対して紙幣をばら撒いて(!)お祝いの気持ちを表すことです。日本の結婚式文化と比較して未だに滑稽に感じる時もあるのですが、披露宴中、司会者の進行で出席者がBGMに合わせてダンスをしながら、新郎新婦の持つ籠に紙幣を投げ入れるのが正しい「ばら撒き」方です。高額紙幣しかない場合は籠の中で両替もできます。今回、私は事前に両替しておいた最小額紙幣(5マラウィクワチャ)100枚(約500日本円)をマラウィダンスしながらばら撒いてきました。また、日本では考えられないのですが、祝儀の中身を司会者が読上げる習慣があります。ちなみに、結婚式以外では葬式でも香典の中身を誰がいくら包んできたとアナウンスされます。普通の日本人には抵抗ありますよね。

結婚式の準備と当日早朝から夕方まで丸1日の儀式で、新郎ニョンドさんの表情は疲労と緊張で非常に強張っていました。確かにあれは一生に1回でいいですね。ニョンドさんの心境をお察しします。お幸せに。

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