(特活)ソムニード【2年目】

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(特活)ソムニード
http://somneed.org/


ソムニードの活動のキーワードは「地域の課題は世界の課題」「コミュニティの再生と強化」です。

 

インターン : 松本 京子(まつもと きょうこ)さん

《プロフィール》
愛知県出身。大学院の修士課程を修了後、青年海外協力隊・ラオスで活動。2011年9月に帰国後、翌年4月に京都の大学院の博士課程に進学し、国内外の農山村地域における小規模な範囲での飲料水の管理について研究しています。
ソムニードには、2012年6月からインターンとして勤務しています。



インドでの海外研修の様子
村の方とのインタビューが終わった後は、
経験豊かな現地スタッフからの指導を受けました


当団体主催のイベントの様子
大阪では70名以上もの方がご来場くださいました

Q&A 松本京子さんに聞いてみました

団体の活動について

ソムニードは、日本と海外の両方で地域づくり・人づくりに取り組む国際協力NGOです。
飛騨高山に本部があり、神戸、インド、ネパールに事務所を置いています。飛騨高山では、農山村コミュニティビジネス講座を開催し、インドでは、スラム女性のマイクロファイナンスのマネジメント支援、森林再生を通した共通資源管理とコミュニティ開発、ネパールでは、環境教育と環境保全活動を通した地域コミュニティの強化を行っています。

同じ課題を海外と日本の人々がともに考え、インドやネパールの人々は「援助される人」でなく、同じ課題に取り組む「パートナー」と考えています。ソムニードの支援では、「何かを与える」のではなく、地域に存在する様々な資源を活用する方法を考えます。地域の人々が自分たち自身の可能性と能力に目覚め、自信を得て自ら活動を継続し、さらにこの人々が近隣の地域住民に「どうするか」を教え、広がっています。

所属団体で活動するきっかけは?

物心ついた頃から海外に憧れがあり、大学に入ってからはスタディツアーやボランティアで海外に行くようになりました。海外に行くと、自分の国のことを国内にいるときよりも強く意識します。海外で活動していくためには、やはり日本のことを他国の人に語れるぐらいには深く知り、国内でも活動をしていきたいと思うようになりました。

そうした思いから、就職活動を始めたとき、国内外の農山村地域をフィールドにしている団体を探していました。そんな中、大学院の先生から「いい活動をしているNGOが岐阜県の飛騨高山にある」と教えられたことが、当団体を知ったきっかけです。
ソムニードは飛騨高山に本部があり、地元に根付いた活動を行っていると聞き、興味を持ちました。フィールドが日本と海外にあることはもちろんのこと、一方的に支援するのではなく、対等感を持って互いに学び合う姿勢に惹かれ、今回の応募に至りました。

どのような活動を行っていますか。

主に広報業務を行っています。昨年度から引き続き、支援者データベースに支援者の方々のデータを入力しています。
他には、スタディツアーの説明会に赴き、当団体主催の研修を大学生に向けて紹介したり、イベントを開催する際には、受付を担当し、参加者からのアンケートを回収し、その集計とまとめをしたりしています。

今年で2年目のプログラム活用ですが、1年目を終えて感じたことは?

1年目は支援者データベースの整理という1つの業務を担当し、右も左もわからない状態でのスタートでしたが、少しずつ仕事をするには何が必要なのか、自分には何が足りないのかがわかるようになりました。
仕事をするには、団体内外の人とのやり取りが必要不可欠であり、何をするにも相手目線でわかりやすく行うことが必要でした。
他には、効率よく物事を進めるためにまずは最短で終わらすことのできる段取りを考えてから作業に入ること、他の人へ仕事の依頼をするときには相手になぜそれが必要なのか理解してもらった上ですんなり作業に入れるように指示すること、等を学びました。
2年目は、1年目で学んだことを意識して行い、自分の足りないものを補っていきたいと思います。

スキルアップのためにしていることは?

1年目に海外研修でインドに行かせていただいたのですが、語学の難しさを痛感しました。そのため、現在は大学院で英語の講義を受講し、自身の意見を英語で、簡素で的確に相手に伝えることと、文章作成の練習をしています。
他にも、当団体が現場で実践しているファシリテーション手法の一端を身につけるため、普段から実践を積み重ねて、ここだというときには、この手法を意識して人と対話をし、話していること、聞いていることは相手の思い込みや考えなのか、それとも物事の事実なのかを意識して話を進めるようにしています。

国際協力分野で活動を目指す人へのメッセージ

国際協力分野での活動を続けていくことは、一見すると難しいように感じます。
私は新卒で青年海外協力隊に参加し、その後のキャリアアップをどうするか悩んでいました。そうした人にも門戸を広げているのが本プログラムかと思います。他にも、青年海外協力隊の帰国隊員を対象にしているNGO活動支援制度など、キャリアに繋がる人材育成を支援してくださる機会も存在します。こうした機会を逃さないように、常にアンテナを張っておき、様々な情報をキャッチして、動き出せる準備をしておくことが大事なのではないかと思います。

海外での研修がありますが、どこでどういったことを行う予定ですか? すでに実施済みの場合、どこで何をしましたか?

海外研修では、当団体でインドで年に2回開催しているコミュニティファシリテーター研修に参加し、ワークショップとフィールドワークを通して国際開発活動に必要な視点と技術を、経験豊かなプロジェクト担当スタッフから学ぶ予定です。村にホームステイし、現場でのコミュニケーションやファシリテーションの技術を学びます。
研修中には、日々の研修内容を記録し、「見たこと・聞いたこと・自分の考え」をまとめ、外部へと情報発信する予定です。

今後のビジョンは?

今年度末までのビジョンは、記録のつけ方とファシリテーションの技術を身につけることです。記録をつけることにより、文章作成の能力を向上させ、ファシリテーションの技術を習得していく過程をわかりやすく外部へ伝えたいと思っています。

 団体アピールをどうぞ

ソムニードは地域密着型で、本部のある飛騨高山の住民の方々からもご支援いただき、一緒に活動を行っています。他にも、すでにプロとして国内外の開発現場に携わっている方々からも多くご支援いただいています。
理事や職員は、理念を掲げるだけでなく、実際に自分でフィールドに出て活動に繰り出す人たちが集まっています。「地域の課題は世界の課題」、「コミュニティの再生と強化」というキーワードに共感していただける方のご参加をお待ちしております。 

 


インドでの海外研修の様子
現場でのコミュニケーションと
ファシリテーションの技術を学びました

 

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