(財)カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)【2年目】

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(財)カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC) http://cmc-net.jp/

負の遺産を未来の子どもたちに
背負わせないために。

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インターン : 柴田 鈴華(しばた すずか)さん

《プロフィール》
福岡県出身。中学生の頃から世界の貧困問題に興味を持ち始め、その後イギリスの大学で国際開発学を専攻し、主にアジアの公共政策や社会開発を専門に学ぶ。大学生の時にCMCにて国内インターンを経験する。その後は実際にカンボジアの地雷問題や農村開発に携われる現地駐在員を志望、現在に至る。好奇心旺盛でどんなことにもチャレンジしたくなる性格です。

 



継続支援をしている小学校の校長と教師と


中学校通学路舗装事業にて道路状況のチェック

Q&A 柴田鈴華さんに聞いてみました

団体の活動について

(財)カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)は、カンボジアで最も地雷被害の多い北西部のバッタンバン州を中心に地雷撤去、地雷被害者救済支援を行っているNGOです。
現在のカンボジア現地での活動は、カウンターパートを通した地雷撤去支援、地雷危険回避教育、地雷危険回避教育に関連するラジオ番組の制作、地雷原跡に建設した小中学校の運営管理、地雷被害者の雇用促進を目的としたパソコン訓練事業を行っています。日本国内では、カンボジアの地雷被害の現状を知ってもらうための啓発活動や国際理解教育に力を入れており、様々な国際イベントへの参加や、チャリティー事業を行っています。

所属団体で活動するきっかけは?

大学生の時にCMCで国内インターンを経験しました。大学では国際開発を専攻しており、NGO業界で働くことに大変興味があったため、チャンスがあるなら現地駐在員になりたいと思い、念願叶い現在カンボジアで活動中です。

どのような活動を行っていますか

現地でのプロジェクトは大きく分けて3つあります。
今年1年の大きな事業は地雷危険回避教育です。カンボジアで地雷被害の危険性が最も高いバッタンバン州、パイリン州、バンテアイ・ミェンチャイ州のタイ国境沿いで幼少~中学生迄の子どもたちを対象に地雷の危険性や、地雷に遭遇したときの対処法、また地雷被害に遭った人を差別しないという人権教育も盛り込み事業を展開中です。
上記に加え、地雷危険回避教育に関連するラジオ番組も企画・作成中です。これは一般の方々に現在も地雷問題があることを伝えるとともに、実際に被害に遭われた方々をゲストとして招き、彼らの現在を紹介する内容です。
最後にパソコン訓練事業は地雷被害者の雇用を目的とした事業となります。これはプノンペンにある日系企業との協働事業でCMCが採用した地雷被害者にパソコン技術を習得してもらいます。最終的に企業から仕事を回してもらうことで地雷被害者、CMCにも収入が入る仕組みで、企業にとっても利益になるという新しい現地支援の方法に挑戦しています。

今年で2年目のプログラム活用ですが、1年目を終えて感じたことは?

昨年の10月からカンボジアで活動していますが、現地支援や国際協力、NGOの在り方に対する見方や考え方が変わりました。現地が本当に必要としている支援は何なのかというのをよく考えさせられます。

スキルアップのためにしていることは?

今後のNGOの課題として、寄付金や会費だけに頼らない組織運営能力が求められてくると考えています。そのためにビジネスやマネージメントの本を参考に読んだり、様々な企業が行っているBOPビジネスのモデルを比較したりと持続可能な支援の在り方を模索しています。

海外での研修がありますが、どこでどういったことを行う予定ですか? すでに実施済みの場合、どこで何をしましたか?

昨年10月よりカンボジアのバッタンバンにて現地プロジェクトの運営管理全般に携わってきましたが、今年の10月からは主にラジオ番組の資金を作るため首都プノンペンにて活動する予定です。

今後のビジョンは?

カンボジアという国、人々が外国からの支援なしに自らの足で自立し、国を築いていけるような支援のシステムを考えていきたいです。それがNGOという枠組みの中でできるのか、よりビジネスの要素を含んだものになるのかはまだ分かりません。今後はアカデミックな視点からみた国際開発の知識や現場での経験に加え、NGOや組織を運営する側の視点に立って物事を考えていけるよう努めたいです。

国際協力分野で活動を目指す人へメッセージ

言葉も文化も歴史も習慣も違う国においてその国が抱えている問題に取り組むことは同時にリスクを伴います。
例えば、支援する側の一方的な思いで何かをしようとしても、相手にとって重要でなければその事業は失敗に終わります。また現地側も何が必要なのかを理解していない場合も多く、支援し続けても成果が出ないこともあります。

国際協力分野で活動するにあたりまず重要なのは、その国の人々と生活スタイルを把握することだと思います。それが見えてきてやっとこちら側ができることも見えてくるのだと思います。

団体アピールをどうぞ

CMCはカンボジア現地での活動を一般の方々に見てもらうために定期的にスタディツアーを催行しています。
地雷原の視察や、地雷撤去後に建設した小中学校の学生たちとの交流、地雷被害者へのインタビュー等普通のツアーだけでは経験できない内容を含んでいます。ぜひ一度参加してみませんか? 今でも行われている地雷処理の現場や農村の人々の様子などを間近で見ることでなにか感じるものがあるかもしれませんよ!

 


CMACのマネージャとMRE事業に関する話し合い


JICAカンボジアオフィスにてODAの活動について話を聞く


中学校の卒業式にて生徒たちと

 

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