【ボランティア・リポート】ジャンボ! アフリカ(岩沼市で活動する、ケニア出身デイビッド・ワイナイナさん)

ケニアからのボランティア、デイビッド・ワイナイナさんは、宮城県岩沼市にある、里の杜サポートセンターで、当協会が派遣する元青年海外協力隊員の国内協力隊員と共に、仮設住宅に入居する人々のサポートをしています。10月24日には、自国を紹介するイベントを開催。アフリカの歌やゲームを通じて、集まってくださった人々に楽しい時間を過ごしてもらうことができました。

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2か月にわたるアフリカボランティアの活動を受け入れることが決まった時点で、里の杜サポートセンタ—は、ボランティアによるイベントを企画したいと案を出していました。

そこで、サポートセンターは、東日本大震災で被災し、仮設住宅に入居する人々の孤立支援などを担っています。そこで、文化交流を通じてコミュニケーションを深めてもらいたいと、イベントを開催しました。

イベントは筆者の活動期間中、毎週木曜日に開催することになりました。今回は、初回のイベントを紹介します。

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イベントは2時に始まり、会場となった東集会所には、25人もの参加者が集まりました。

イベントのテーマ「ジャンボ・アフリカ(こんにちは、アフリカ)」は、毎日の住宅内の巡回中に人々からたくさんの質問が寄せられることから、質問に答えながらアフリカの文化を共有しようと企画しました。

冒頭に、ケニアの有名な歌「ジャンボ・ブワナ」の紹介から始めました。参加者には、歌詞の日本語訳を配布しました。

次に、スライドショーでアフリカの広さや人口などを、アメリカや中国、インド、イギリス、東ヨーロッパや日本などと比較しながら紹介しました。アフリカがいかに大きな地域であるか、皆さんはとても驚いていました。

プレゼンテーションの中で盛り上がったのは、ケニアが位置する東アフリカの食べ物などについての話でした。住民の皆さんは、アフリカではウガリなどを手で食べると聞いて、とても驚いていました。

日本と東アフリカの食べ物の最も大きな違いは、日本の食べ物はバリエーションに富み、食材に火を通しすぎないなど健康的です。一方、アフリカの食べ物は養分に富んだ大地に育まれ、栄養豊かで健康的である点です。  

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このほか、東アフリカの伝統的、近代的な服装も紹介しました。参加者のお一人は、ケニアの服装、「カンガ」の試着に協力してくれました。とてもお似合いで、ほかの方も、カンガの品質の高さとデザインに印象づけられたようです。また他の方は、「モラン・シュカ」のモデルを申し出てくれました。

10分間の質疑応答では、元ケニア隊員で、里の杜サポートセンターで活動する杉山さとみさんが、2年にわたるケニアでの経験を生かし、手伝ってくれました。

3時半に最初のイベントが終わると、参加者の方々はこれからの活動がうまくいくようにと、励ましてくれました。続いて、児童の下校時間に合わせて子ども向けイベントが始まり、6歳から12歳の子どもが集まりました。子どもイベントでは、「ジャンボ・ブワナ」の歌から始めました。

子どもたちがすぐにスワヒリ語の言葉を覚えることにとても驚きました。みんな、アフリカのことを学ぼうと真剣です。

子どもたちからの質問は、

  • アフリカの大きさはどのくらい?
  • どんなものを食べているの?
  • たくさんこどもがいるの?

といったことでした。また、私自身のことにも多くの質問が集まり

  • 何歳ですか?
  • 結婚しているの?
  • 家族は何人いるの?
  • どのくらい強いの? 

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筆者の腕の強さを確かめる子どもたち

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ダンスはちょっと難しかったようです

イベントは、南アフリカのダンスをして終わりました。子どもたちにとってダンスはちょっと難しかったようですが、みんな真剣に踊りをマスターしようとがんばっていました。

イベントを通じて、住民の人々がアフリカについて興味を持たれていることを知りました。実施した内容を事後に振り返ってみると、内容はもりだくさんでしたが、参加者とのやりとりが少なかったと反省しています。子どもイベントでは、子どもたちがゲームが好きなのに、十分な内容でなかったので、次回はもっとゲームを盛り込みたいと思います。サポートセンターのスタッフはみな協力的で、協力なしではイベントの成功はありえませんでした。次回のイベント開催が楽しみです。

報告:デイビッド・ワイナイナ

 

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