被災地の人々に貢献したい~アフリカ連合委員会 国際ボランティア連携事業 第2陣が来日(2013年10月4日)

「日本とアフリカは、いまや、『よきパートナー』であることさえ超え、より多く、『コ・マネジャー(共同経営者)』です。 『コリーグ(同僚)』であって、『コ・ワーカー(仕事仲間)』なのです。互いに成長し合い、それによって、世界を成長させる仲間になりました」

今年6月に横浜で開催された「第5回アフリカ開発会議(TICAD5)」のオープニングスピーチで、安倍晋三首相は日本とアフリカの関係についてこう説明しました。

(TICAD V開会式安倍内閣総理大臣オープニングスピーチ/首相官邸ホームページより)

 

TICAD Vで改めて確認された日本とアフリカのパートナーシップ。当協会は、「協働者」としてアフリカから未来を担う青年を迎え、東日本大震災の被災地での復興支援に取り組もうと、「JOCA-アフリカ連合委員会 国際ボランティア連携事業」の2回目となるボランティアプログラムを実施します。

このたび来日した第2陣のボランティア7名は、全員がアフリカ連合委員会が実施するボランティア事業への参加者で、年齢は25歳から32歳まで、国籍はエチオピア、カメルーン、ケニア、ナイジェリアとさまざまです。来日前はアフリカ連合委員会のボランティア事業に参加し、エチオピアにあるアフリカ連合(AU)本部や、ガーナ、スーダン、タンザニアなどでのプロジェクトでプロジェクト管理などに携わった経験があります。


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第2陣 7名のボランティアたち

青年海外協力隊のほか、米国の平和部隊(ピースコー)や英国のVSO、国連ボランティアなど、世界には開発協力に挑戦したい若者をボランティアとして送り出す制度が各国にあります。他国の例を参考に、アフリカ連合委員会は、若者の人材育成を目的として、2010年12月にアフリカ連合青年ボランティア部隊(African Union Youth Volunteer Corps)を設立。出身国以外のAU加盟国で、アフリカ域内の発展に向けた事業にボランティアとして従事し、経験を積みます。

7人はそれぞれ9月21日~22日にかけて東京に到着。オリエンテーションを経て、9月26日に岩手県に到着しました。

「日本の支援はケニアでもよく知られているので、活動を通じて恩返しをしたい。また、多くを学び、帰国後、自国の人々に共有してコミュニティーの成長につなげたい」と、活動への意気を語るのは、ケニア出身のデイビッド・ワイナイナさん(25歳)。以前はタンザニアの社会事業でプロジェクトオフィサーとして活動していました。

エチオピア出身のイェミスラッチ・ウォルデさん(26歳)は、当協会と岩手県釜石市教育委員会による、中高生向けの学習支援事業「釜石スクラムスクール」に配属予定です。「AUのボランティアではガーナのNGOでの管理業務で、デスクワークだったので、日本では被災地の人々とふれあい、活動できることがとても楽しみです」と話しています。

9月26日には、当協会が岩手県遠野市で実施する「ふるさと新生モデル事業」の稲刈りに参加。地域の人々や青年海外協力隊経験者と交流を深めました。

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みな初めての稲刈り

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ボランティア経験者同士、交流を深める

10月10日まで日本語訓練や活動地となる被災地について学び、10月11日には、当協会が実施する復興支援事業に加わるべく、岩手県遠野市や釜石市、大槌町、宮城県岩沼市などの活動先に配属され、青年海外協力隊経験者と共に活動する予定です。

 

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