3月の活動日記

3月17日 日本に到着 

3月17日

この日、ボランティアたちが日本に到着しました。一番乗りは、エチオピア経由で到着したカメルーン、ケニア、エチオピアのボランティアと引率役のAU職員(ナイジェリア出身)の5人です。

羽田空港国際ターミナルに朝6時半に到着。「長旅で疲れた」と話しつつも、打ち合わせのためにカフェに入ると、ボランティアたちは「Wi-Fiは使えるの?」と、すぐさまスマートフォンやタブレットを取り出しました。コーヒーを片手にメールやSNSをチェックする姿は、日本の若者と変わりません。

 3月18日 神奈川県国際研修センターでのオリエンテーション

オリエンテーション
ボランティアに活動への期待を述べる金子会長(左)

初日はまずオリエンテーションから。中には二日近くかけて来日したボランティアもおり、到着時に疲れた様子を見せていました。果たして時間通りに現れるのか・・・。やきもきするコーディネーターの予想に反して、みなほぼ時間通りに講堂に集まりました。

当会金子洋三会長がかつてエチオピアでボランティアをしていたとあいさつをすると、皆から感嘆の声が上がりました。

集合写真
ウェルカムボードを囲むボランティアたち。あれ? 一人足りません

神奈川県国際研修センターのスタッフが、参加者の出身国の国旗をあしらったウェルカムボードを作ってくれました。

レクチャー
コーディネーター(右)の説明を聴くボランティアたち

オリエンテーションでは、活動地ごとにグループに分かれ、担当コーディネーターから現地の様子や活動についての説明を受けました。

写真は遠野で活動するグループ。東北地方の県の数や現在の状況、日本の自治体制度などについての質問が挙がっていました。

JOCA本部
日本語であいさつ

夕方には、当会本部事務局(千代田区)に移動して、習いたての日本語で本部職員に挨拶をしました。

続いて行われた歓迎会では、青年海外協力隊活動経験がある当会職員と歓談しました。

3月25日 神奈川県の黒岩知事を表敬訪問

神奈川県の黒岩知事と
黒岩知事(前列右から2人目)との記念の一枚

この日は、神奈川県の黒岩祐治知事を表敬訪問しました。AUボランティアたちが日本語で自己紹介をすると、黒岩知事から歓迎と復興支援参加への感謝の言葉を英語でいただきました。

また、黒岩知事はニュースキャスターとして活躍されていたころ、看護師として活動する青年海外協力隊員を取材するためアフリカのマラウイに行かれたことがあり、とても貴重な経験になったと話してくださいました。
 

3月27日 一路、岩手へ!

遠野に到着
佐藤所長(右)と握手する、引率役のAU職員、
エティムさん

7人のボランティアたちは、この日活動先となる釜石市、遠野市に移動しました。日本の新幹線にあこがれて来日したボランティアたちにとって、長旅でしたが、東北新幹線での移動は忘れがたいひと時になったようです。

新幹線を降りて釜石線に乗り継ぎ、4人のボランティアとAU職員が遠野駅で降り、残りの3人のボランティアが釜石に向いました。

遠野駅では当会遠野事務所の佐藤幸雄所長が出迎え、ボランティアたちは活動地に到着したことで、これからの日々への期待をふくらませていたようです。

3月28日 遠野市・本田敏秋市長への表敬訪問

遠野市長への表敬訪問
本田市長(左)から激励を受けるボランティアたち

4人のボランティアが活動する遠野市からは、これまで当会の事業に多くの協力をいただいています。おかげで昨年度は、遠野市上郷町の遊休農地を田んぼに戻し、地域活性化につなげる「ふるさと新生モデル事業」において、初年度のコメの収穫をすることができました。

ボランティアがそれぞれ市長に自己紹介と挨拶を述べると、市長から励ましの言葉をいただきました。

ボランティアたちはこれから遠野市にホームステイをしながら、農業や被災者支援などの活動をしていきます。

3月28日 NPO吉里吉里国の芳賀理事長を訪ねて

芳賀OBとボランティアたち
芳賀さん(右から2人目)とボランティアたち

この日から二つのグループに分かれての活動です。釜石で活動する3人のボランティアたちは、活動を受け入れてくださった「NPO法人吉里吉里国」理事長の芳賀正彦さんへの挨拶のため、大槌町吉里吉里を訪ねました。 

芳賀さんはエチオピアで活動した元青年海外協力隊員。和やかな笑顔でボランティアたちを歓迎してくださいました。吉里吉里国には国内外からやってきた人たちがボランティアとして活動しています。翌週からの活動を前に、AUボランティアたちは歓談を兼ねたランチでボランティアさんたちから活動に関する話を聞き、親睦を深めました。

宿泊先の釜石までの帰り道、萩原美緒コーディネーター(元ニジェール隊員)のガイドの下、被災地を視察。モザンビークから来た、アデリア・アゴスティンホさんは、被災地の光景を目の当りにして「モザンビークは毎年洪水で数百人が犠牲になるけれど、岩手が受けた津波の被害は想像を超えていて言葉が出ない」と話していました。 

 3月29日 釜石市・野田市長への表敬訪問

野田市長とボランティアたち
野田市長(左から3人目)とAU職員エティムさん(右から2人目)と
ボランティアたち

この日はAU職員のエティムさんも合流し、釜石市の野田武則市長を表敬訪問しました。野田市長からは、同市の姉妹都市であるフランスのディーニュ・レ・バン市から5月に視察団が来日すること、その際には交流行事に参加してほしいとお誘いをいただきました。

釜石市を拠点として活動する3人のボランティアは、当会の国内協力隊員がかかわっている、仮設住宅に入居する中高生の学習支援事業「釜石スクラムスクール」での異文化交流、英語イベントや、大槌町のNPO法人「吉里吉里国」でのボランティア活動を予定しています。

 

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