【ボランティアの声】カルチャーショックを乗り越えて/オラルカン・アイナ(ナイジェリア出身)

オラルカンさん
遠野市での「ふるさと新生モデル事業」の稲刈りに参加
(10月4日)

 

数か月におよぶEメールでのやりとりを経て成田国際空港に到着した時、ようやく日本に着いたことにとても興奮した。その一方で、私の活動を受け入れてくださる方々が、エボラ出血熱の流行を危惧していることが気になった。

これまでさまざまな場所に住み、開発事業に携わってきた。新しいことを始めるには、カルチャーショックを乗り越えなければいけないと知っている。私にとってのカルチャーショックは寂しさや不慣れといったものではなく、文化的遺産の上に築かれた社会をこの目で見て、物事がどう機能しているかを知ることだ。日本は他の先進国よりも秀でた技術を持つ美しい国だ。

私はアフリカだけでなく世界に対し、実行可能で持続的な社会経済の挑戦を提案して発展をけん引する、新しい世代に属する。しかしそれらはアフリカを越えた連携や協調が築かれなければ不可能だ。そのため、自分の可能性を伸ばしたいと遠野市でのコミュニティ開発と地域活性化活動に参加した。

活動の調整役を担いながら、多くの機関や人々と活動し、日本社会におけるアフリカや現地の人々の紹介、コミュニティづくりなどに携わってきた。経験を通じ、さまざまな年齢、異なる文化背景を持つ人々と強い関係を築くことができ、それぞれの人々の社会における役割も学んだ。遠野でのボランティア活動を通じ、アフリカでも応用できる包括的で実行可能なコミュニティ開発の取り組みを得ることができた。

これらは、JOCAとアフリカ連合委員会の連携事業に参加したからこそ、学ぶことができたことだ。この事業はアフリカの国々と日本の有益な連携であり、それぞれの社会がどう機能し、健全な社会を築くための挑戦や取り組みについて理解を深めるための近道だと思う。

遠野の人々との交流の中で、アフリカに対して好意的な印象を持ってもらおうと活動してきた。この機会を与えてくれたJOCAに心から感謝したい。

 

※オラルカンさんはAUボランティアとして、ケニアのNGOのコミュニケーション・プログラムオフィサーとして活動。この事業では、遠野事務所に配属され、国際交流、地域活性化事業に加わります。

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