やどりき水源林で「子ども国際森林レンジャー」を開催(2015年10月)

平成20年度から、神奈川県の「定着型ボランティア事業」に参加する形で、当協会は足柄上郡松田町の寄(やどりき)にある「やどりき水源林」で植樹や間伐作業などに携わっています。森林資源に親しみ、日常とは違う感性を育てる「こども国際森林レンジャー」を10月4日に開催しました。

この日は、横浜市内にある神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)近隣地区や松田町など、県内各地から16人の子どもたちが参加。このうち10人がリピーターです。電車を乗り継ぎ、松田駅から車で20分。空気はひんやりしていて、半袖だと寒いくらい。まだ緊張の残る面持ちで参加者が自己紹介し、午前のプログラムを開始しました。言葉を使わずに誕生日順に並ぶというアイスブレイクや、手をつないだ円の中でより早くフラフープを2周する「チーム対抗戦」が終わる頃には、汗ばんで緊張も解けてきました。

最初のミッションは、「森の精霊探し」。モールで作った “精霊 ”をチーム対抗で探します。注意深く目を凝らしたり、葉っぱをひっくり返したり。子どもたちには「またやりたい!」と好評でした。

次のミッションでは、お面作りの材料になりそうな、“森の落とし物”を集めました。名前のわからない赤い実、木の枝、煎餅の匂いのする葉っぱ。中には鹿のふんを拾った子も。切ったり、貼ったり、工夫して個性的な16個のお面が揃いました。

昼食と川遊びを挟み、午後のプログラムはゲストの彫刻家・蘭二朗さんによる「チェンソーアート講座」。蘭さんは間伐材の利活用に取り組み、チェンソーを使った彫刻作品を制作しています。この日は、「虎」「白鳥」のチェンソーアート製作実演を間近で見学することができました。子どもたちは、初めて見たチェンソーの迫力に圧倒されながらも、興味津々の様子でした。

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(左)“森の落とし物”で作ったお面をかぶった参加者たち (右)チェーンソーアートで「虎」を製作

自然に親しむ1日のプログラムを通じて、仲間とも絆ができた参加者全員が、修了式で「こども国際森林レンジャー」に認定されました。「次回も来たい」という声に応えられるよう、今後とも子どもの豊かな感性の育成を目的としたプログラムを企画・実施していく予定です。

(あーすぷらざ 原彩子) 

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