コミュニティ図書館「上郷のんびり広場」本格始動!(2014年12月)

前回の記事で紹介した旧上郷中学校の利活用案のひとつ、学校の図書館スペースを利用した「上郷のんびり広場」を、11月15日にオープンしました。この日は朝から雪の降るあいにくの天気でしたが、地域で交通安全イベントが開催されていたことから、120名以上が来場しました。

運営委員会の会議
手作りのくすだまでオープンを祝う

オープニングセレモニーでは手作りのくすだまを割って新スポット誕生を祝い、地域の方からなる上郷のんびり広場運営委員会がこの日のために練習を重ねてきた人形劇「オオカミと7匹の子ヤギ」を披露しました。

このほか、協力隊スリランカOBを講師に招いて開催した「スリランカ講座」で好評だったチキンカレーを地域の方と一緒に準備したり、地域の有志団体「上郷元気隊」自慢の釜焼きピザを振る舞ったりして、寒い中ご来場いただいたお客様にとても喜んでいただけました。


運営委員会による人形劇


大好評のスリランカカレーと窯焼きピザ


60年ほど前に卒業された皆さん

この日、たまたま同窓会で集まっていた上郷中卒業生の70代の方たちが噂を聞きつけて来場され、「私たちが学んだのとは違う新しい校舎だけれども、こうやって賑わっているのは本当に嬉しい」と温かい言葉をいただきました。

このオープニングイベントは遠野市の地域のテレビ局や、岩手県のラジオ局にも取り上げられ、多くの方に上郷のんびり広場を知っていただける機会となりました。

その後、少しずつではありますがお客様が増えています。特に学校が半日で終わる平日などは、近所の小学校から30名を超える子どもたちが遊びに来るなど、とても賑やかな図書館となっています。また家庭内で読み終えた本を寄付してくださった方々のおかげで、蔵書も充実しました。本当にありがたいかぎりです。

もちろん、オープンを迎えたからといって、上郷のんびり広場運営員会の活動が終わりということはありません。ご来場いただいたお客様にアンケートをお願いし、その意見を基に、さらに良い場所になるように定期的に会議を行っています。現在もクリスマスに向けたイベントを企画するなど、新しい試みに挑戦しており、私自身も日々進化する上郷のんびり広場の姿にワクワクしています。またこの場で紹介できればと思います。

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朝出勤しようとすると車が雪に覆われていました

さて、いよいよ12月となり遠野市も雪の降る日が多くなってきました。半年前に私が遠野市に来た時から「遠野の冬は寒いぞー」と地元の方に言われ続けてきました。これまで温暖な静岡県で暮らしてきた私にとって遠野の冬はまさに異世界です。水道管が凍る、車のカギ穴が凍って回らない、夜寝ていると耳が冷え、痛みで目が覚めるなど、驚きの連続です。

そんな話を地元の方にすると「まだまだこれから」と笑われてしまいます。これからさらに寒くなる1月や2月はどうなるのかという不安もありますが、同時に楽しみでもあります。地元の方曰く「鼻水がすみる(凍る)」そうです。どんな寒さなのか想像もつきませんが、ぜひ私も遠野の寒さを存分に味わい、鼻水をすみらせてみたいと思います。

そんな遠野の冬ですが、寒さに負けずこれからも活動に邁進していきます。
 

報告:遠野事務所研修生 新保隆彦

 

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