地域との絆深まる 2年目の稲刈り(2013年10月)

東日本大震災の被災地支援拠点となった遠野市との縁で、同市に広がる遊休農地を田んぼに戻し、地域活性化につなげようと始めた「ふるさと新生モデル事業」。収穫のよろこびを分かち合おうと、遠野市に避難している東日本大震災で被災した方、岩手県内の帰国隊員や復興支援員、「JOCA-アフリカ連合委員会連携国際ボランティア事業」で来日した7人のアフリカ青年ボランティアと活動を支援してくれる地域の人々など総勢50人で、今年5月末に手植えした2枚の田んぼ(19アール)の稲を9月28日に刈りました。

田んぼ
快晴の空の下、稲穂の波が広がる事業圃田

参加者の多くが稲刈りは初めて。そこで、地域の農家の方の実演を見てから田んぼに入り、カマで刈り、稲わらで束ねました。中にはひたすら刈り続ける人も。熟練者に指導を受けながら、だんだん技術とスピードを上げ、午前中に刈り終えました。 

稲の束ね方を教わる
稲の束ね方を教わるアフリカからのボランティア

稲刈り
稲刈りが終わった田んぼ

昼食は元料理隊員らによる各国の料理と、差し入れでいただいた郷土料理に舌鼓。アフリカと日本の歌を交換し、楽しい時間を過ごしました。 

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アフリカの歌を披露するボランティアたち

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地域の人のご厚意で、お餅をつきました

刈り取り
刈った稲を稲架に掛けます

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親交を深める、元協力隊員とアフリカのボランティアたち

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以前は遊休農地だった場所に、田園風景が戻りました

プロジェクトでは、田植えと稲刈りを国際交流のイベントとして、海外からの研修生やボランティアと共に、地域の人々を招いて開催しています。

当協会が遠野市仮設住宅サポートセンター「絆」に、今も2週間交替で協力隊経験者をボランティアとして派遣している縁から、沿岸部で被災し、遠野市に避難した人々も毎回、参加してくだっています。

またこの日、1年半にわたりプロジェクトに携わった、金井勇人・農業研修生が、青年海外協力隊に合格して遠野市を離れるに当たり、地域の方々からいただいた温かい支援に謝意を述べました。

地域の人々の協力の下、今年は田んぼの面積が全体で2.8ヘクタールに広がった2年目の稲作。コメだけでなく、国際協力を担う人材も育った年となりました。

 

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