遠野市の人々と共に(2013年10月)

「ふるさと新生モデル事業」を実施する遠野市では、地域の課題に取り組む地域活動専門員として、2名の国内協力隊員が活動しています。その一人、医療分野の地域活動専門員として活動する、林田麻美隊員(平成22年度4次隊/セネガル/環境教育)を紹介します。 

東日本大震災発生の約2週間後、私は青年海外協力隊の隊員として、任国であるセネガルへ旅立ちました。日本は助け合うことが必要な時期で、もちろん日本に残ることも考えました。しかし、本当に日本の役に立てる人となるには経験を積むことも必要だと思い、帰国してから東北を訪れようと考えていました。

そんな中、帰国後に遠野市の地域活動専門員という仕事を知りました。不安もありましたが、地域の人と一緒に取り組んでいくというこの仕事に魅力を感じました。また、今まで訪れたことのなかった東北の魅力を知り、それを周りに伝えられる人になりたいと思ったので、遠野に来ることを決めました。

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検診を勧める資料を作っています

現在は、遠野市民センターで働いています。まず前任者の活動を引き継ぎ、事業所における各種検診を推奨するための資料を、勉強しながら作成しています。医療を専門で勉強してきたわけではなかったので難しいことも多いですが、周りの方々に助けられて日々過ごしています。

また私自身も、改めて健康について考えさせられる部分が多いです。前任者の活動を生かしながら、シンプルに、分かりやすく伝えていけるようにしたいと考えています。

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遠野まつりで

今年9月に開催された遠野まつりでは、横田田植え踊りに参加しました。まつりでは、子どもや保護者、自治会や保存会の方々等、幅広い世代の人々が協力し、一体となっていました。

終わる時には、皆から自然な笑みがこぼれていて、遠野の人々の「つながる力」を肌で感じたように思います。また、他の各団体の郷土芸能はどれもとても美しく、感銘を受けました。

例えば、「しし踊り」をとってみてもさまざまな違いがあることを目にすることもでき、素晴らしい経験になりました。

 遠野に来て3か月がたちますが、本当に魅力的な場所です。人々の温かみや自然、伝統やつながり等、遠野には私達が元来大切にすべきものがたくさんあります。この地にあるものを生かしながら、人々と一緒に活動をしていきたい。そして、最後には私も人々と共に笑い合えるような活動ができるよう、日々精進していきたいと思います。

報告:国内協力隊 林田 麻美
(平成22年度4次隊/セネガル/環境教育) 

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青年海外協力隊員として派遣されたセネガルを紹介

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地域の人との稲刈り

 

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