まもなく収穫~JOCA田んぼの半年(2012年9月)

「ふるさと新生モデル事業」実施中の田んぼにイネを植えてから早半年。17枚の田んぼは徐々に色づき、黄金色に変わりつつあります。


写真
田植えの様子。田んぼ15枚はトラクターで、2枚を手で植えました
 

写真
田植えの後、補植作業をする筆者(6月)

お彼岸が近づいているにもかかわらず、ここ遠野でも暑い日が続いていますが、夕方になるとひんやりと気持ちのよい風が吹くようになりました。夏の間に聞こえていたカエルの合唱が、いつの間にか聞こえなくなってしまったことに少しばかりの寂しさも覚えます。 

しかし、そんな気分も田んぼを見ればどこへやら。収穫が間近に迫った今、この半年間でどんなふうにイネが育ってきたかを紹介します。

 

田植え後2週間のころ、シカに葉先を食べられてしまったイネ(中央列)
上の写真、中央あたりの葉が途切れてしまっているのが分かるでしょうか? 葉の先をシカに食べられてしまったのです。自然豊かな地域ならではのシカ被害。放っておくと被害が増すため、すぐに電気柵を設置しました。

写真
田植え後2週間のころ、シカに葉先を食べられてしまったイネ(中央列)

写真
電気柵設置。 この電気柵のおかげでシカの被害がなくなりました

写真
7月の田んぼ。夏の日差しを受けてすくすくと育つイネ

写真
出揃った穂

そうこうしているうちに、イネはどんどん成長します。
そして迎えた出穂期。ぽつりぽつりと穂が顔を出し始めました。日がたつにつれて徐々に穂の数は増えていき、いよいよ穂揃いです。 

写真
葉いもち病にかかったイネ

写真
現在の田んぼ。たわわに実り、こうべを垂れる稲穂

穂がきれいに出揃い、後はイネが熟すのを待つばかりと思った矢先・・・。一部の田んぼにいもち病が発生してしまいました。これは有名なイネの病気で、葉、茎、穂とイネ全体に広がる病気で、特に穂に発生すると大きな減収につながります。病気が出た田んぼにいもち病対策の薬を撒き、収まってくれることを祈るばかりでした。

◇         ◇

4月のほ場整備から始まったJOCA田んぼの半年。色々なことがありましたが、地域の方の助言のおかげで、立派なイネが育っています。10月1週目には本部職員も加わって「収穫祭」を開き、お世話になった地域の方々や春の田植えイベントにも参加してくださった遠野市仮設住宅の皆さん等をお招きします。

みんなで一緒に手植えした田んぼで、手刈りで収穫します。後日その様子を報告しますので、ぜひお楽しみに!

 

報告:国内協力隊 金井勇人 
(JOCA遠野事務所研修生)

ページの先頭に戻る