やっと動き出した遠野プロジェクト(2011年12月)

写真
遠野市の広報誌で紹介されました

先日のブログで紹介したJOCAが遠野で実施するプロジェクト、「ふるさと新生モデル事業」が、先日発行された遠野市の広報紙に取り上げられました。詳しくは、こちらを一読いただければ幸いです。

この記事の中で訂正しなければならない部分があります。耕作放棄地とありますが、正確には遊休農地です。一方、耕作放棄地(農地の台帳上で、田んぼとしての登録が取り消された土地)となったところを田んぼに戻すことを開田といいますが、コメの消費量が減り続けていることもあり、現在の日本の農業政策では開田することが許されていません。

写真
プロジェクトサイト

プロジェクトサイトである廻立(まったつ)地区において、耕作が放棄された田んぼが増えていることは事実です。廻立の農地面積は全体で約14ヘクタールある中、水田として耕作されている田んぼは約5ヘクタールしかありません。

残り9ヘクタールの中には、牧草などの転換作物を耕作しているところもありますが、ほとんどが「自己保全管理」や「全体調整水田」という、何も耕作していない遊休農地となっています。地主さんが25名ほどいらっしゃいますが、その中で耕作している方は6名しかいません。  

写真
トラクターによる草刈り

どうしてそうなっているかというと、この地区の田んぼのほとんどが、湿田だからです。湿田だと、トラクターなどの耕作機械がドロに埋まって動かなくなるので、使えないのです。こうした条件の悪い田んぼが減反の対象になり、耕作放棄地化していくのです。この地区は放っておくと数年後にほんとうの耕作放棄地となりかねないところなのです。だから、JOCAが取り組む今回のプロジェクトサイトになったわけです。

 

報告:遠野事務所 業務調整員 渡辺督郎

ページの先頭に戻る