【番外編】初開催!OICユース大交流会2019 (2019年12月)

番外編
初開催!OICユース大交流会2019
~未来の協力隊が生まれる場所~

 今回は、おきなわ世界塾プログラム番外編として、面白いイベントの開催レポートです。
皆さん、「OICユース」という事業ご存じでしょうか?正式名称は、「おきなわ国際協力人材育成事業(Okinawa International Cooperation Youth Reporters)」という2013年にスタートした沖縄県主催のプログラムで、沖縄県内から集まった高校生たちをさまざまな国の国際協力の現場「に派遣するというものです。JOCA沖縄は7年間ずっとこのOICユース事業を通して、沖縄の若者たちの人財育成に関わらせてもらっています。これまでに総勢266名の高校生がこのプログラム参加し、2018年にはOICユース1期生のひとりがJICA海外協力隊として派遣されました。
実は、おきなわ世界塾ファンにも、OICユース卒業生が結構いるんです!

 2019年12月に7年目にして初めて、卒業生が年度を超えて集う大交流会を実施しました。企画・準備から当日の運営まで、ほぼ全てのプロセスをOICユース卒業生だけで行ったことも今回の挑戦のひとつでした。

 当日は、37名のOICユース卒業生と、興味関心の高い高校生・大学生、事業の関係者を含む50名以上が集まり、「途上国へ派遣された時の熱い気持ちを思い出して、またモチベーションが上がった!」「新しい繋がりができてうれしかった。」と笑顔の溢れる会になりました。 プログラムの様子をレポートにまとめましたので、ぜひご覧ください!
 

1. 全体の概要
【ねらい】
① 2019年度OICユース参加者が8月末の報告会で発表したTake Action(SGDs活動)の活動報告の場とする(スピーチコンテスト)
② OICユースOB/OGの国際協力へのモチベーション持続に繋げるための機会とする(スピーチコンテスト)
③ 参加年度を超えた交流をすることでネットワークの活性化に繋げる

 

【開催日時】2019年12月22日(日) 13:00~16:00
【開催場所】JICA沖縄センター 多目的室
【参加者数】54名 
〈内訳〉 OICユースOB/OG37名、一般参加学生8名(参加者の友人など)
事業関係者9名(OICユース同行ファシリテーターや県担当者等

2. 広報
SNSを活用し、OICユース参加者102名に直接連絡することができました。
チラシデザインもOB/OGに協力を依頼し、第1弾を嘉数力さん(2016年度ラオス派遣)、第2弾を島袋りおなさん(2014年度バングラデシュ派遣)に作成してもらいました。

  

<左>第1弾 開催をお知らせするチラシ <右>第2弾 プログラムをお知らせするチラシ 

 

 

 

 

 

3. 大まかなプログラム
                                                                               司会:川満 萌、村山 ひまり(2018年度ミャンマー派遣)

13:00~   【開会の言葉】 
                      島尻 真希音(2017年度カンボジア派遣)
13:05~   【スピーチコンテスト① 2019年度参加者 テーマ:私にできる1のことSDGs】
                      1.安里 美宥(ベトナム派遣)
                      2.末永 晴之(ベトナム派遣)
                      3.佐井 脩也(フィリピン派遣)
                      4.田場 女偉(フィリピン派遣)
                      5.島袋 みこと(カンボジア派遣)

13:50~   【スピーチコンテスト② 今年度以外の参加者 テーマ:挑戦】
                      1.上地 海春(2018年度ミャンマー派遣)
                      2.玉城 二千夏(2017年度モンゴル派遣)
                      3.赤澤 まひる(2018年度ラオス派遣)
14:20~   【ゲストトーク】
                      特別スピーチ「挑戦」:河野 信之(株式会社プレイバックシアター研究所)
                      総評:我如古 盛修(JOCA沖縄)
14:55~   【プログラム①  アイスブレイク&フリートーク】
                                                                               進行:横田 花音、平良 宗佑(2018年度ミャンマー派遣)
15:30~   【プログラム② Take Action作成&シェア】
15:50~   【閉会の挨拶】
                      比嘉 よし乃(2019年度ベトナム派遣)

 

4. 当日の様子

OB/OGが掲示物を貼る様子

受付メンバー 準備から手伝ってもらう事で参加度UP!

【開会】
元気な司会2人の自己紹介から幕を開けた交流会。2人の人柄で、終始明るくテンポの良い進行になりました。
開会の言葉では、現在名桜大学に通う島尻真希音さんの国際協力に対する力強い宣言でスタートを切りました。

 

【第1部 スピーチコンテスト①:2019年度参加者のスピーチ】
今年度のOICユース事業では、途上国へ派遣後の高校生に「私にできる1のことシート」や「TakeActionシート」を使い、長期的な夢や目標に加えて、「ひとりで-友達と-家族と」今からできるSDGsの取り組みについて報告会で発表してもらいました。派遣から約4ヶ月がたった交流会で、5名の参加者に実践活動報告をしてもらいました。

 発表の内容はそれぞれで、SDGsの実践活動で地元新聞社から表彰されるなど、順調な活動の報告を行う高校生もいれば、反対に取り組みが上手くいかなかった現状やモヤモヤした葛藤する気持ちを話す生徒もいました。また、途上国だけでなく、沖縄の離島にも医療の課題があると気づき将来、へき地医療に取り組みたいとスピーチするなど、高校生たちがSDGsや身の回りの課題に継続して挑んでいる姿勢を知ることができました。


【②:OB/OGのスピーチ】

OICユースに参加して1,2年が経過した高校生や大学生に登壇してもらいました。就職や進学、他の国際的なプログラムへの参加など、OICユースの経験を糧にそれぞれの場所で活躍しているエピソードを伝え、「OICユースがなかったら、その後こんな挑戦をすることはなかったと思う」と熱く語ってくれました。
彼女たち以外にも、ステージが変わっても継続して挑戦を続けるOB/OGが多く、“成長ぐせ”が付いている仲間たちの姿を心強く感じました。 

 

 

<左>登壇した2019年度参加の5名 左から晴之、女偉、美宥、みこと、修也

<右>TakeActionの発表の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
【第2部:アイスブレイク、フリートーク&Take Action発表】

第2部最初のアイスブレイク進行を担当したのは2018年度の参加者たち。直前にお願いしたにも関わらず、楽しく、堂々とした進行でみんなの緊張をほぐしてくれました。
ゆんたくタイム(フリートーク)では、主に初対面のメンバー同士で5名グループを作って、「これから挑戦したいこと」など様々なテーマで交流を楽しみました。最後に、この日1日のプログラムを通して感じたことをもとに、ひとりひとりが「Take Action」を紙に書き、グループメンバーに発表して終了となりました。
参加者年度を超えた交流やOICユース参加者以外の方々とも新しい交流が生まれ、会話が途切れない時間となりました。

【閉会】
終わりの挨拶は、今年度参加者の高校生が務め、その場にいる皆に感動を与えるメッセージで大絶賛の中、幕を下ろしました。彼女以外にも舞台に上がった参加者一人一人や、彼らのスピーチを聴いた皆にとって、この日は新たな挑戦の火をつける機会となったようです。


5. 交流会後に広げる・つなげるための仕掛け

① 当日参加したくてもできなかったメンバーのために、インスタグラムとFacebookのストーリー機能を使ってlive配信を行った(アーカイブからも視聴可能)
② OICユース卒業生が友人を連れてきたら「おきなわ世界塾」の参加費が無料になる招待券を配布
③ オリジナルハッシュタグ #OICユースをつけた投稿を呼び掛け、OICユース海外派遣時の写真や、交流会当日の写真などをアップしてもらった。

モチベーションアップ!やる気、元気、勇気

また会おうね。おきなわ世界塾へ招待券を配布

 

 
6. 参加者の声

・OICユース事業で感じたことを活かし、高校生活を送りながらそれぞれができる事を堂々と発表している様子をみると、自分が参加したときの情熱や、もどかしさ、衝撃、(途上国の)現実いろんな感情が蘇った。(OICユース卒業生)

・年齢層が広く、先輩方の卒業後の挑戦、同じチームの仲間の挑戦をたくさん知り、自分にとってとても刺激になりました。久しぶりにみんなと会えて楽しかったです。(OICユース卒業生)

・新しい友達が出来ました。みんなの活動を知れて、自分もがんばろうと刺激になった。(一般参加学生)

・帰国後、成果報告会などを終えて、他のメンバーは色々行動していても何もできていない自分がいて、今日自分にできることを探そうと思い参加しました。みんなのスピーチを聞いて、まずは活動を真似ができたら良いなと思いました。(OICユース2019年度参加者)

・参加から数年たった今も挑戦を続けている姿、それぞれが成長した姿を見て感動した。これからも沖縄、世界をひっぱっていく人財として一歩ずつ進んでいってほしい。(OICユース関係スタッフ)

以 上

 

文:金城 伶奈/OICユース2018・ラオス派遣/OICユース大交流会実行委員長
  生盛 翔大/OICユース2015・ベトナム派遣/現JOCA沖縄アルバイト

 

 

 

  

 

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