2016年度第1回おきなわ世界塾「異文化適応」~オリジナルテキスト『世界共通の信頼関係づくり』がお目見え~(2016年5月)

琉球王国の大航海時代、帆船に乗り込んでアジアの国々を航海していた乗組員同士のように、同じ志の下、お互いに学びあい、切磋琢磨しながら“世界人(せかいびと)”を目指す“学びの場”、「おきなわ世界塾」。今年度第1回目の講座を、5月21日に開催しました。この日のテーマは、世界で生きていくための「異文化適応」。高校生、大学生を中心に28名の参加があり、特に、県の交流事業「おきなわ国際協力人材育成事業」の過年度参加者の姿がたくさん見られたことは、主催者にとって、とても嬉しいことでした。何故なら、この「おきなわ世界塾」が沖縄での“学びの場”として根付いていることを感じられたからです。

今年度の世界塾では、青年海外協力隊経験だけでなく、これまでの開発教育やグローバル人材育成事業でのノウハウを盛り込み、当事務所がこの事業のために作成した『世界共通の信頼関係づくり』を新たに使用。「青年海外協力隊の異文化適 応曲線」「『世界共通の信頼関係づくり』コア・エッセンス」「積極的コミュニケーション」、「異文化適応のためのスキル」の4本柱構成で学びました。筆者が講師を務め、解説の合間にアイスブレーク、ペアワーク、グループワークを挟み、終始和気藹々の雰囲気の中で講座は進みました。

参加者からは、「“共通の趣味”をテーマに、初対面の人と深い話ができて面白かった」(女性/高校生)、「今まで気づかなかった自分の長所や短所を見つけることができた。これからも国際関係に携わりたいと思った」(女性/高校生)、「自分化中心主義に対する考え方、対処の仕方がよく分かったので良かった」(女性/大学生)、「アイスブレーク、ワークなどが効果的に組み込まれていたところが実践的だった。傾聴の技術など、普段の生活に活かせるものばかりだった」(女性/高校職員)といった感想が寄せられました。

2016年度の「おきなわ世界塾」はレクチャー型から「参加型」に移行していきます。そのために、「せかいびと5(ファイブ)」を募集し、世界塾を運営する実践者(乗組員)を増やしていきたいと考えています。

  • 「伝え人(つたえびと)」: 「おきなわ世界塾」を積極的に周囲にPRする人。
    伝え人には“特製名刺”を贈呈します。
  • 「ほぐし人(ほぐしびと)」: 世界塾の導入部分、アイスブレークを担当する人。
  • 「描き人(えがきびと)」: 「おきなわ世界塾」のデザインやイメージ動画を作る人。
  • 「支え人(ささえびと)」: 世界塾当日、スタッフと共に運営する人。参加費が免除されます(毎回2名)。
  • 「舵取り人(かじとりびと)」: 「せかいびと」について考える人。世界塾プログラムを企画する人。

今回は、男女2名の参加者が「支え人」として運営に参加してくださいました。そして、「伝え人」に手を挙げてくれた男性に、伝え人の活動を支える特製名刺を贈呈しました。

「おきなわ世界塾」のメーリングリスト登録者は、280名を超えました。今年度は5月から3月までの間に、10回の講座を予定しています。「せかいびと5」の人々と共に、さらに少しずつ乗組員を増やしていくよう、取り組んでいきます。

アイスブレーク
アイスブレーク

「異文化適応曲線」とは?
「異文化適応曲線」とは?

“違い”を探るための3人ワーク
“違い”を探るための3人ワーク

写真
ペアワークは会話が白熱

 
終了後の全体写真

(報告者:加藤秀一)

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