自己開示して自己成長! ~第6回おきなわ世界塾「世界で働く力」~(2016年10月)

10月15日、第6回おきなわ世界塾「世界で働く力〜名護から世界に羽ばたく若者達へ」を実施しました。今回はJICAボランティア・青年海外協力隊の募集説明会と同日開催し、ボランティアの応募を考えている方も多数ご参加頂きました。また、これまでのJICA沖縄国際センターから会場を移し、リクエストの多かった名護市(沖縄県北部)での開催が実現しました。

今回の「ほぐし人(ほぐしびと)」(アイスブレーク担当)は、おきなわ世界塾をきっかけに、名桜大学生が中心となって結成された、Nortimo(ノルティモ)のお二人でした。Nortimoは、若い世代が海外へ一歩踏み出すきっかけを作ろうと、ラジオ番組持つなど発信の場を広げています。こうした若者たちの自主的な活動が生まれ、頼もしい限りです。

講座のポイントとなったのは、多くの青年海外協力隊が現地で実感する、「自己成長」についてです。異文化の人々との価値観のぶつかり合いにより、「今まで知らなかった自分(ブラインドセルフ)」を知る、それが「自己成長」に繋がっていくという「ジョハリの窓」を用いた解説に、一同納得の様子でした。「今まで知らなかった自分=自文化」を知るためには、在日外国人が書いた書籍を読むのも一つの手だと、本の紹介もありました。外国人から見た「日本人特有の価値観」を知ることが、「自文化理解」に繋がる、ということでした。

後半のグループワークでは、オリジナルテキストに載せている、「許せるor許せない」のプチワークを実施しました。「交通違反をして、警察に賄賂を渡して逃してもらう」…途上国ではよく耳にする光景ですが、これ、あなたは許せますか? 10個の事例に対し、グループで「なぜ?」、「どうして?」を重ね、短時間で意見交換の応酬。自分の価値観を見つめ直す機会となりました。

最後に、『わたし計画』と題したワークシートを使い、「今の自分」、「2年後の自分」、「将来の夢」、「こんな人になりたい」という4つのテーマについて伝え合いました。殆どの方が初対面同士であるにもかかわらず、自分の大事なことを「自己開示」し合う、スゴ~いワークショップになりました。

【参加者の声】

  • もっと相手を承認してあげられるような、ペーシング、アクティブリスニング力を鍛えたいと思いました。(大学生、女性)
  • 「行きたい!!」という気持ちだけで海外に行くのではなく、“その後”どうするかを考えなければならないと感じた。また、同じ参加者の話から「ハッ!!」と考え直させられることがあり、今回参加できて良かったです。(大学生、女性)
  • もっともっと、自分と向き合って行こう、と力をもらいました。(社会人、女性)
  • 自分を振り返る自己啓発な講義でした。(社会人、男性)

次回のおきなわ世界塾は、今年度イチオシの内容です。アフリカの最前線で活動する協力隊のOBで、NPO法人テラ・ルネッサンス理事長の小川真吾氏を沖縄に招き、「子ども兵問題とアフリカの真実」について語って頂きます。今まで知らなかった、途上国の「本当の問題」を知りたい方、必見です!

(文:池田紘子)

初めてアイスブレークを担当するNortimoの二人


ジョハリの窓の解説。「自己開示」と他者からの「フィードバック」が「未知の窓」を広げていく


『わたし計画』で自分の目標や理想を語り合う参加者

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