スポーツの力を体感する~第5回おきなわ世界塾「スポーツと国際協力」(2016年1月)

世界や国際協力について学びたい、コミュニケーション能力を高めたいという方々に向けて沖縄事務所が立ち上げた「おきなわ世界塾」第5回目の報告です。

 “スポーツも、国際協力に貢献できる!!”。紛争やテロが毎日のように繰り返されていますね。人間は争い、奪い合い、憎しみ合うのが本能なのでしょうか。

スポーツは共通のルールの下で互いの技を競い合い、勝ち負けの決着がついた後にも互いの努力を認め合う平和外交の力を持っています。それは、言語や宗教、貧富の差も超えて同じ土俵の上に立って勝負できるという意味でも、とても価値があります。筆者は、青年海外協力隊員としてバングラデシュでハンドボールの指導をしていた時、生まれてから一度も褒められたことがないと言っていたスラム街出身の子どもが、シュートを決めて私やチームメイトに褒められたときの満面の笑みを一生忘れません。

そんな「スポーツの力」を体感する第5回おきなわ世界塾「スポーツと国際協力」を開催しましたので報告します。

加藤所長(元ハンガリー・体育隊員)と筆者(元バングラデシュ・ハンドボール隊員)コンビで、国際協力における「スポーツの力」について熱弁しました。小学生から運動が苦手な社会人まで、40名以上が参加し、コートの上に立てば誰しもが平等なルールのもとに楽しめるスポーツの持つ力を実体験していました。

第1部 講義&ワークショップ「スポーツの力について」


第1部「途上国DE運動会」ワークショップ

青年海外協力隊のスポーツ隊員の事例や、写真や動画を活用しながら活動事例など、感動あり笑いありのエピソードを紹介。終盤には、グループディスカッションを実施し、「途上国DE運動会」を企画提案してもらうワークを行ないました。

条件:アフリカの地方の学校

・現地にあるものを活用
・親に参加してもらう工夫
・盛り上げるための工夫など・・・

グループごとに、アイデアをめぐらせ、わくわくしながら、話し合い、ワールドカフェ方式でプレゼンしました。なかには、「お父さん筋肉自慢」や、「ヤシの実投げ」「鶏つかみ競争」など、自由で、独創的な企画も登場しました。

 

 第2部 異文化スポーツ体験 「マダガスカル クバーラ」

体育館へ移動し、スポーツ実践。イタリア、イラク、スウェーデン、フィリピンからの外国人留学生やJICA研修員を交えて、マダガスカル発祥のスポーツ“クバーラ”を通して、共に笑い、共に議論し、共に励まし合って汗を流しました。

言葉や文化、性別、年齢、違うものは多々あれど、スポーツを通して通じ合うことができる。第1部で学んだ、スポーツの力を体感しました。講座終了後も、是非学校や職場でも実践したいとの声が聞かれ、クバーラのルール等の詳しい資料を持ち帰る方が大勢いらっしゃいました。


クバーラ体験 チーム結束 


イラクの研修員も一緒にエンジョイ

 


スポーツを終えた後は、みんな仲間

(報告者:我如古 盛修)

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