おきなわ国際協力人材育成事業 高校生レポーターを海外へ派遣(2013年9月)

2013年7月22日から8月3日まで、沖縄県内の高校生39名が「国際協力人材派遣レポーター」として東南アジアおよび大洋州に派遣されました。この事業は、今年度からスタートした「おきなわ国際協力人材育成事業」の一環として、沖縄県が主催し、当協会が実施団体として運営するものです。

 

2013年度からスタートした「おきなわ国際協力人材育成事業」の一環として、沖縄県が主催し当協会が実施団体として運営している「国際協力人材派遣レポーター事業」。7月22日から8月3日、沖縄県内の高校生39名がラオス、ベトナム、大洋州(フィジー・サモア)に派遣されました。

この事業は、県内の高校生を開発途上国へ派遣し、技術協力支援の現場や青年海外協力隊の活動現場を視察するとともに、現地の若者と交流を行うものであり、こうした体験を通して国際協力の意義や必要性を学び、グローバルな視点で考え行動する「沖縄の人財」を育成することを目的としています。

ラオスコース 

参加者たちは、沖縄出身のJICAボランティアの活動先訪問、琉球大学が協力しているJICA草の根技術協力プロジェクトの現場訪問に加え、当協会が支援するラオス学校美化プロジェクトの現場で、沖縄で環境を学んだラオスの高校生にも面会し、「ウチナーンチュ(沖縄県民)としての国際協力」を改めて考える機会になりました。

また、ヴィエンチャン郊外の農村ドンクワイ村で2泊3日のホームステイ、幸福を祈る「バーシーの儀式」を体験した参加者からは、「これから家族を大切にするという幸せの価値観を尊重しながらラオスが発展していくといいなと思う」という感想が聞かれました。

ベトナムコース 

このコースでは、日本語を勉強している大学生との交流が多くの参加者の心に残ったようです。交流会の始めこそ硬さがありましたが、ベトナムの伝統舞踊や歌、沖縄の高校生による琉球舞踊「てぃんさぐぬ花」の披露など、終了時間が大幅に伸びるほどの盛り上がりを見せました。

そんな中、「楽しかった」というだけではなく、ベトナムの大学生らの流ちょうな日本語、日本に対する知識の豊富さに驚いた沖縄の高校生たちは、「自分も英語を頑張りたい」「日本、沖縄のことをもっと学びたい」と触発されたようです。

大洋州コース 

このコースの高校生、フィジーとサモアの2カ国を訪問しました。フィジーでは、環境教育隊員の活動先であるコンポストの作業現場を訪問した際に、農林高校に在籍する生徒から一つの疑問が出ました。

「作業現場では、手作業で生ごみをカットしていた。日本で、私たちはカット用の機械を使って効率を良くしている。どうして、フィジーにこの機械をあげないのか?」このテーマに関して、高校生たちは「あげる側」「あげない側」に分かれ、より良い国際協力についてディスカッションをし、考えを深めました。

8月3日に39名全員が無事に帰国。13日、24日の2回の事後学習を経て、25日の最終報告会で成果を発表しました。

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