2021年度第2回 おきなわ世界塾UNCコラボ企画 「ウチナーンチュはずーーっと前からグローバル」

「世界のウチナーネットワークって?」という基本の話しを始め、ウチナーネットワークに助けられたことがある、困りごとが解決したといった体験談をお話ししてもらう座談会を実施。
ワークショップを通し、「ウチナーネットワークがあってよかったこと」について話し合い、参加者どうしのコミュニケーションを楽しみました。

 2021年度第2回 おきなわ世界塾
UNCコラボ企画「ウチナーンチュはずーーっと前からグローバル」
 

 5月22日に今年度2回目となるおきなわ世界塾を開催しました。コロナ禍の影響で、直前に沖縄県に「緊急事態宣言」が発令!急遽、オンライン開催に切り替えました。対面での実施が叶わかったのは残念でしたが、オンラインのおかげで人数を増やしたり、県外からも参加してくださる方もいらっしゃったりと、オンラインならではの良さも感じました。

日  時:2021年5月22日(土)10:00~12:30
場  所:JICA沖縄センターより、オンライン配信
参加人数:27名 
コ ラ ボ:ウチナーネットワークコンシェルジュ (UNC)

プログラム
1.導 入:①開講の挨拶&今日の流れ説明 ②おきなわ世界塾の説明
2.講 義:世界のウチナーンチュって? UNC比嘉千穂
3.座談会:【進行】UNC比嘉千穂【スピーカー】UNC比嘉アンドレス、UNC金城しずく【ゲスト】 伊野波直子さん
4,プチ講義:助けてコミュニケーションとは?(世界塾テキストより解説)
5.アイスブレイク&グループトーク:「ウチナーネットワークがあってよかったこと」
6.振り返り:「あなたにとってウチナ―ネットワークってなんですか」

\ウチナーネットワークコンシェルジュ (UNC)って?/
UNCは、沖縄県が主催する「次世代ウチナーネットワーク継承基盤構築事業」でJICA沖縄センター内に2021年4月に設立されたウチナーネットワークコンシェルジュの略です。そのUNCを、一般社団法人世界若者ウチナーンチュ連合会(WYUA)とJOCA沖縄のスタッフが共同で運営しています!
「県内外・海外のウチナーンチュとつながれる場」を目指しプラットフォームとして活動。主な取り組みは、県費留学生の受け入れといった「①人材育成事業」、ウチナーンチュの移民歴史に関する情報収集「②歴史継承推進」、交流の機会となる「③イベント開催」、それに係る「④情報発信」、そして一番大事なゆんたくの基礎となる「⑤相談窓口」です。

今回の世界塾は、UNC開所記念のコラボ企画で、UNCのメンバーも勢ぞろいしてくれました!

UNCパンフレット

JOCA沖縄×UNCメンバー!

 

当日のプログラムの様子
【サイコロトーク(座談会)】

UNC比嘉アンドレス(アルゼンチン出身)、UNC金城しずく(ハワイ留学)、ゲスト伊野波直子さん(アルゼンチン出身)の3名をスピーカーとし、それぞれ海外や沖縄で感じたウチナ―ネットワークについて語っていただいきました。
ちなみに、サイコロの目は①びっくり!②Gracias!③感動 ④ウチナ―ネットワーク⑤きっかけ⑥当たり目(スピーカーオリジナルテーマ)の6つ。さまざまなお話しが飛び出しました。

\ネットワークのおかげで/
UNC比嘉:ウチナ―ネットワークは昔からあり、先輩たちが作ったネットワークのおかげで戦後沖縄支援(550頭の豚)や研修制度、ウチナーンチュ大会などの交流の場が今にも続いています。これまでで一番感動したことは、初めて会った親戚に「お帰り」と言われたことです。

\困ったときに助けてくれた/
UNC金城:ハワイ留学の時のウチナーンチュとの出会いがあり、ハワイで困ったことがあっても彼らが手助けをしてくれました。海外に出ることは不安だが、勇気をもって飛び出すといろんな出会いがあるので、ぜひ一歩踏み出してほしいです。

\海外のウチナーンチュは文化を大切にしてる/
伊野波:JICA研修員のコーディネーター業務を通して、様々な海外ウチナーンチュの方たちに出会い、日本語ができなくても、一人ひとりが沖縄の文化を大切にしていることを日々感じている。海外から来た日系の研修生が沖縄の人にうちなーぐちを教えているのが印象に残っています。
 


UNC比嘉千穂


UNC比嘉アンドレス


UNC金城しずく


ゲストの伊野波直子さん

 

【グループワーク「ウチナ―ネットワークがあって良かったこと」】
後半は参加者の皆さんと一緒に、グループに分かれて、ゆんたくをしました。テーマは「ウチナーネットワークがあってよかったこと」。各グループでさまざまなエピソードが出てきました。
・ペルー、ブラジルでボランティアの経験があり、多くの沖縄ルーツの方たちとも出会うことができた。現在首里城復興に携わり、その時の日系の人たちからの寄付や応援メッセージがたくさん届いている。首里城復興は箱ものだけでなく、魂も込めた復興をしていきたい。
・沖縄に来てまだ1か月だが、一人の紹介からどんどん広がって、受け入れられている実感がある。認めてもらえた感じがして嬉しい。
・訓練所で沖縄県人会結成して、沖縄が好きなメンバー13人で定期的に三線の演奏などしていた。沖縄出身の人は誰も三線が弾けず、大阪出身の人が三線を教えてくれた。
・東京で暮らしていながら、沖縄出身ということで知り合いが増えたり、マイノリティーの立場の人と関わるようになったりと、ネットワークが広がっている。
・小学時代を沖縄で過ごした。沖縄で初めて人の暖かさを感じた。
・首里城火災の募金をしているときに、県外や海外からの支援もたくさん頂いた。沖縄を通して繋がりができていると感じた。

\あなたにとって/
「ウチナ―ネットワークとはなんですか」

 

これを読んでくださった皆さんにも、世界のウチナーネットワークを少しだけ感じてもらえたら嬉しいです。
関心を持っていただけた方は、こちらのホームページもぜひ覗いてみてください!
⇒https://wun.jp/en/

 

■参加者の声
・海外で感じたウチナーンチュのつながりを直に聞くことがとても良かったです。世界でも沖縄出身というだけでつながりが生まれることに少し驚きました。
・日系の外国人や県外の人から沖縄の方言や文化を学ぶという話が特に印象に残り、ウチナーンチュとしてもっと沖縄の文化に関心を持つことが重要だと感じた。
・ウチナーンチュのつながりをテーマに、多方面のストーリーが聞けたことで、ネットワークの多様性が沖縄の文化的パワーでもあると実感した。
・音が途切れ途切れになってしまい、聞こえにくかった場所が少し残念だった。
・UNCが具体的にどんな事業を担うのか、詳しく知りたかったです。

(執筆:上原、写真:生盛)
 

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