【第3陣D】寒い日本で~広島(平和構築・歴史文化)コース

2016年12月7日から15日の9日間にわたり、大洋州8ヶ国から大学生と引率者の計26名が来日しました。「平和構築・歴史文化」をテーマに、広島県および東京都内で多様な日本の姿に触れ、多くの学びと経験を得たコースとなりました。

都内でのオリエンテーションを終えてから新幹線で広島へ移動。初めての新幹線に、車窓から見える、雪化粧をした富士山、見るものすべてが新鮮に映ったようです。
広島ではまず宮島厳島神社を訪問。大きな鳥居と朱色の本殿を拝観、その建築に日本の神道文化を感じたからか、神道と仏教の違いについての質問も出ました。その後は宮島伝統産業会館でもみじ饅頭づくりを体験するなどしました。ちょうどもみじが真っ赤に紅葉する時期とあって、学生たちは出来上がったもみじ饅頭を手に満足顔でした。
翌日には広島平和記念資料館、平和記念公園を見学し、被爆者の方の講話をお聞きする機会に恵まれました。原爆の悲惨さを物語る展示物に言葉を失い見入る学生たち、被爆者の方のお話にも真剣に耳を傾けていました。その後、自分にとっての平和を考えるワークショップに参加し、日本の大学生とも活発な意見交換が行われました。教科書でしか知らなかった原爆の実態を知り、今の自分たちの生活と照らし合わせて「平和」についてより身近に考える機会となったのではないでしょうか。

また、広島県では安芸太田町にてホームステイを実施しました。最初は緊張した面持ちだった学生たちですが、お好み焼きづくりや餅つき、スキー場見学などの企画をホストファミリーと経験する中で言葉の壁も見事に乗り越え、あっという間の楽しい2泊3日を過ごしたようです。「日本に家族ができた」「いつか私の国にも来てほしい」と、再会を約束してのお別れとなりました。その後、安芸太田町にある広島県立加計高校を訪問。地元の高校生とけん玉や折り紙を通して交流しました。 

東京に戻ってからはお台場を散策して日本のポップカルチャーを体感、江戸東京博物館では東京の歴史や文化について学びました。


もみじ饅頭作り体験


ホストファミリーと


加計高校でのパフォーマンス

 帰国前の報告会では、平和についての気づきや安芸太田町で出会った方々の温かさについて、今後この経験をどうやって周りの人たちに伝えていくかのアクションプランを中心に発表が進められました。学生たちはプログラムの途中途中で、すでに積極的にSNSを活用して日本のことを発信しており、今後も引き続き日本での経験を発信していくとともにホストファミリーとの交流や情報交換に役立てていくようです。ぜひ母国の歴史文化等も日本に発信し、大洋州の国々と日本の距離を近づける存在になってほしいと思います。

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