【第2陣A】スポーツを学ぶ学生が見た日本の魅力~佐賀(スポーツ)コース

2016年11月23日から12月1日の9日間にわたり、太平洋島しょ国各国からスポーツを学ぶ大学生18名と引率2名が来日しました。「スポーツ」をテーマに、東京都内および佐賀県で多様な日本の姿に触れ、それぞれの視点から、それぞれの日本を考えました。

 都内では、秩父宮ラグビー場や浅草寺を訪問。日本ラグビー協会職員から日本におけるラグビーのあり方を学びました。2019年ラグビーワールドカップ日本大会開催に向けて、現在のラグビーブームを「ラグビー文化」にするためにどのように普及活動を行っているか、また海外のチームをどの様にキャンプ誘致していくか、課題と解決策の講義を受けました。またスタジアム内も視察し、ロッカールームやVIPルームなど選手しか入ることの出来ない場所にも入ることができ、学生たちは目を輝かせながら、貴重な機会を楽しみました。

お台場など都内を巡った翌日、飛行機に乗って佐賀へ。高層ビルが立ち並ぶ東京都心部とはまったく違う、のんびりとした風景に少しほっとした様子も。
佐賀は気球で有名な町です。インターナショナルバルーンフェスタも毎年11月に開催され、気球チームも存在するという「気球の町」なのです。表敬訪問では、市職員が仕事を中断して、全員でお出迎えをしてくれました。このまさかのおもてなしに学生たちはびっくり。
バルーンミュージアムで気球の勉強を終えた後は、いよいよホームステイのホストファミリーとの対面式。しっかりと練習してきた踊りを披露し、大いに盛り上がり、それぞれのホストファミリーと家路につきました。

週末を一緒に過ごし、帰ってきた学生達。すっかり家族の一員となったのに、ホストファミリーとお別れです。よほど仲良くなったのでしょう、中には涙する学生やご家族の方々もいました。言葉を超えた絆を感じた瞬間でした。

西九州大学調理製菓専門学校では、日本料理の出汁のとり方を学びました。またそこに通う学生達と一緒に茶道体験をしたり、手巻き寿司を作ったり、食を通じた交流をしました。
午後は佐賀市健康運動センターに移動し、「佐賀市におけるスポーツ振興について」の講義を受けました。スポーツと観光を結びつけたり、佐賀市在住の外国人ラグビー選手にゆかりのある国々をキャンプ誘致したりしようとする試みを通じて、スポーツに秘められた可能性や誘致の事例などについて学びました。
天然・人工芝のグラウンドを視察した際には、走り回ってはしゃぐ学生もいました。
夕方からは古賀空手道場にお邪魔し、子ども達に空手を教わりました。日本の幼少期から始めるスポーツや武道に対し、学生たちは大きな興味を示していました。

佐賀滞在最終日。天気が悪くて一度中止になった気球係留体験もスケジュール調整をして無事に行われ、学生たちは気球に乗って空に浮かびました。人生初の体験に皆歓声を上げていました。
この日は佐賀市の伝統的な日本庭園「十可苑」訪問や、西九州大学での生徒達との交流、さらに伝統的な柳町の中にある重要歴史文化財「旧福田家」での佐賀錦織体験など、本当に盛りだくさんでした。佐賀空港では、ホストファミリーが見送りに着てくれて、学生たちはまた一段と佐賀に住む人々に強い絆を感じました。


ロッカールームで気分は選手


ホストファミリーと


空手に挑戦

東京での報告会では、「自分達の目から見た日本とその発信方法」というテーマに沿って、それぞれ趣向を凝らしたプレゼンテーションを行いました。佐賀での体験、交流、ホームステイなど、いろいろな思い出を通じ、彼らの目から見た独自の観点で語ってくれました。「なんとなくやっていたスポーツにもっと可能性を感じた」「日本の文化のあり方を見て、自分達の文化ももっと大切にしようと思った」など、いきいきとプレゼンテーションをしてくれました。

「日本に、佐賀にまた戻ってきたい」と涙を流しながら帰国していった学生たち。
近い将来に、彼らが大洋州のヤングリーダーとなり日本との架け橋となり、このプログラムの経験を自身や大洋州の未来へ活かしていってくれる事を願っています。

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