先端技術を学ぶ学生が見た先進国ジャパン~南太平洋大学 長野コース

2015年12月2日から10日の9日間にわたり、南太平洋大学から先端技術を学ぶ大学生23名が来日しました。「先端技術」をテーマに、東京都内および長野県で多様な日本の姿に触れ、それぞれの視点から「技術、文化、伝統、生活等」を考えてもらいました。

都内では、日本の過去から現在・未来を体感する様々な施設等を訪問。最先端技術を体験できるパナソニックセンター、現代のポップカルチャーを代表する原宿・お台場、歴史を感じられる明治神宮などを巡りました。

現代の日本の先進的な姿に感嘆するとともに、伝統文化を残している姿も興味深く映ったようで、それらの両面が共存している点を日本の良さと捉えた学生が多くみられました。

都内を巡った後は、バスに乗って長野県伊那市を訪問。賑やかな東京都心部とは異なる日本の姿に触れてきました。移動中には、富士山も見え、学生たちは競って写真を撮っていました。広々とした田園地帯が見えてくると、「東京とは違う日本の風景」「心が休まる」といった感想が聞かれ、これから始まるホームステイへの期待も寄せられました。待ちに待ったホームステイは、予想以上に収穫の多い体験だったようです。心づくしの料理に舌鼓を打ちながら、ホストファミリーと身振り手振りで会話を楽しみ、温泉にも連れて行ってもらいました。他にも、そば打ち体験やしめ飾り作り体験を楽しみました。松本歯科大学では、虫歯の検診を行いましたが、病棟の施設や設備に驚いていました。南太平洋大学の学生は日本の学生と昼食会を楽しんだ後、南太平洋の伝統的なダンスを披露しました。

また、長野県ではこうした施設見学に加え、大学訪問による日本人学生との交流や、ホームステイによる家族との交流も実現しました。特にホームステイでの経験は、それぞれの学生の心に色濃く残ったようで、ホストファミリーと過ごす時間の中で感じた事、体験した事、その経験をもとに考えた事などを、学生同士で語り合う姿も見られました。

写真
浅草寺にて

写真
日本科学未来館にて


パナソニックセンターにて

プログラム全体を通じて参加した学生達は、常に明るく積極的で、触れる一つひとつのものから学びとろうとする意欲を持って日本の方と接していました。また、「よろしくお願いします」「ありがとうございます」など日本語を使って、多くの人との交流を楽しみ、各訪問先の方々と良い関係を築いていました。

最終日の報告会では、「先端技術と伝統文化の共存」や「都市部と農村部の共存」、「整った地域社会のしくみ」「家庭で育まれる真面目で温かい国民性」等、社会福祉を学ぶ学生ならではの深い洞察力に富んだ「Real Concept of JAPAN」の発見について、それぞれの思いのこもった発表が行われました。いきいきと話す学生達の姿から、充実した日本滞在となった事が伺えました。このグループには視覚障害を持つ学生も参加しており、日本の社会福祉の設備やサポート体制を学び、報告会でそのことについて語ってくれました。

「日本にまた戻ってきたい」と惜しみながら帰国していった学生たち。近い将来に、彼らが自国と日本の懸け橋となり、このプログラムの経験を自身や南太平洋の未来へ生かしてくれることを願っています。


そば作り体験にて


ホストファミリーと共に


しめ縄作り体験にて

ページの先頭に戻る