Concept of Real JAPANの発見~長野コース

2016年3月9日から17日の8日間にわたり、大洋州の国々(フィジー、バヌアツ、キリバス、ソロモン、サモア、ツバル、クック諸島)から20名の大学生が東京都内と長野県の青木村を訪問し、防災をテーマとした多様な経験を通して、多面的に「Concept of Real JAPAN」を感じてもらいました。

都内では、体験を通して防災を学ぶことができる「そなエリア東京」、最先端の科学技術が展示されている日本科学未来館、歴史ある観光地浅草寺、ポップカルチャーの最前線である秋葉原などを訪問しました。何もかもが珍しく、知的好奇心を刺激するようで、行く先々で「これは何」「あれは何」と、学生たちは嬉しそうに都内滞在を楽しんでいました。


未来科学館で体験学習


浅草で歴史に触れる


そなエリア屋上で集合写真

都内を巡った後は長野県青木村を訪問し、東京とは違う日本の様子に触れました。この時期長野県はまだ雪がしんしんと降っていました。常夏の大洋州から来た学生たちにとっては初めての経験だったため、どの学生も雪に大興奮でした。雪が降る中でみんなで温泉に入りましたが、初めはどの学生も戸惑いがあったものの徐々に慣れてきて、「温泉大好き」といった声も聞こえてきました。


消防車の機能説明を受ける


スノーマンと記念撮影


餅つき体験


また、消防本部、ドクターヘリポート等を訪問し、緊急連絡を受けてからの対応の仕組みに多くの質問が上がりました。日本では小学校から防災について学んでいることに感銘を受けた学生の一人から、自国でも同様の仕組みを取り入れようと、帰国したら教育省に提案するといった意見が上がりました。学生たちはファームステイを通じて、現地の方々との交流を深めました。温かみのある家庭での経験は、各々の心に深く残ったようでした。言葉が十分に通じなくても、一生懸命に接してくれようとするホストファミリーの日本的おもてなしに感動し、共に良い関係を築けたと満足そうでした。交流の中で、「おはようございます」「ありがとうございます」「おいしいです」といった日本語を積極的に学ぼうとする姿が見受けられました。


義民太鼓体験 


ファームステイ 


着付け体験

太鼓体験はこの旅一番の思い出になったようです。中には、太鼓の存在は知っていたが、実際に演奏することができて、夢がかなったと言う学生もいました。最初に手本を見せてもらい、次に練習し、最終的に一つの作品を作り上げることができたことにどの学生も強い達成感を味わっていたようです。


介護施設訪問


上田西高校にて記念撮影


報告会

最終日の報告会では、「学生から、来日前、日本に対するイメージは『技術が進歩している』『人々が忙しそう』『ポップカルチャー』くらいの印象程度しかなかったけれど、旅を通じて多くのことを学び、人々の温かさに触れ、本当の日本の姿を発見できた」と、熱のこもった発表がありました。「また来たい」、「是非私の国にも遊びに来て」と空港では別れを惜しみつつも、多くの皆さまの支えにより、無事旅を終えることができました。プログラムを通じて、将来、大洋州と日本の懸け橋となり、また自身や自国の益々の発展に生かしてもらえたらと願っています。

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