ニュージーランドの学生が見た日本~長野コース

2015年1月26日から2月2日の8日間にわたり、ニュージーランドから日本語や日本語を学ぶ大学生30名が来日しました。「日本語・日本文化」をテーマに東京都内および長野県で多様な日本の姿に触れ、それぞれの視点から「Real Concept of JAPAN」を考えてもらいました。

到着後、参加者らは都内に4日間滞在し、明治神宮参拝、お台場散策、原宿散策、書道体験をしました。

明治神宮

参加者らは明治神宮を参拝し日本の伝統文化に触れました。伝統的な建物だけでなく、礼などの参拝の作法に高い関心があり、説明書きを読んで丁寧に参拝をしていました。家族や恋人のためにお守りやおみくじをたくさん買い明治神宮を後にしました。

お台場

日本のポップカルチャーを体感すべく、ダイバーシティ東京、アクアシティお台場を訪問しました。日本のアニメや漫画が好きな学生が大変多く、若者文化を存分に楽しんでいました。

また、参加者の一人がお財布を紛失するトラブルがありましたが、お店のスタッフの方が届けてくださり、無事に戻ってきました。財布を取り戻した参加者は、「お財布を失くし最悪の一日になったかもしれないのに、日本人の優しさに触れ最高の一日になった」と、感動していました。

原宿

日本の「かわいい文化」の発信地、竹下通りを訪問しました。参加者たちは、日本を訪問中、「ありがとう」「こんにちは」についで、「かわいい」という言葉をよく口にしていました。多くの学生たち、とくに女の子たちが念願のプリクラを撮ったり、クレープを食べたりして、「かわいい文化」を存分に楽しんでいました。


明治神宮にて


お台場にて


オリエンテーション

長野県では南部の伊那市を拠点に4日間滞在し、松本城見学、松本大学での学校交流、農家民泊、高齢者施設でのボランティア活動、豆腐作り体験をしました。

松本大学

とびきりの歓迎セレモニーで出迎えてもらいました。

食や学生生活など5つのテーマに分かれ、ディスカッションを行ないました。その他、学生たちと昼食を一緒に楽しんだり、学校の施設を見学したりしました。はじめは両学生ともに緊張した表情でしたが、次第に打ち解け、最後には、写真を撮ったり連絡先を交換したりするなど別れを惜しむ姿が多く見られました。同年代の若者を通して日本を知ることができました。

農家民泊

伊那市内の農家のお宅に2泊3日お世話になりました。スタッフと別れての初めての活動で、参加者らは、期待と不安の入り混じる面持ちで出発していきました。お餅をついたり、着物を着たり、日本食を一緒に作ったりしてそれぞれのご家族と一緒と共に時間を過ごしました。別れの際には、涙しながら手をにぎり合って話をしたり、写真を撮ったり、民泊先の家族と別れを惜しむ姿が多く見られました。

ボランティア活動

介護老人保健施設を訪問しました。利用者の方々と一緒に箸入れを作ったり、郷土歌を歌ったりして楽しみました。正座をしたり、膝をついてしゃがんだりして、おじいさんやおばあさんの目線にあわせて交流しようとする様子がとても印象的でした。お礼に学生から伝統的な歌のパフォーマンスを披露し、大変喜んでいただけました。

豆腐作り

大豆の状態から豆腐を作り、作ったものを実際に食べることができました。日本料理の一つであり来日してからすでに何度も口にしていたため、多くの学生が豆腐作り体験の機会を待っていました。講師にさまざまな質問をしながら、豆腐作りを楽しんでいました。


松本大学の学生とディスカッション


農家民泊にて


豆腐作り体験にて

温泉

宿泊先ホテルの温泉にて、日本独特の文化である裸の付き合いを体感しました。恥ずかしがりながらも温泉文化を堪能していました。温泉トークが盛り上がり、2時間も楽しんだ学生もいました。

報告会

最終日には都内での報告会に出席しました。宿泊先のホテルや移動時間には日本での経験について意見交換をする姿がたくさん見られました。

「日本人の親切さ」「日本独特の文化(温泉の裸の付き合いなど)」「最先端技術と伝統文化の共存」や「都市部と農村部の共存」「整った地域社会のしくみ」「真面目で温かい国民性」など、それぞれの発見・感動について、思いを込めて発表していました。生き生きと話す学生たちの姿から、充実した日本滞在となった事が伺えました。

「日本にまた戻ってきたい。」と惜しみながら帰国していった学生たち。近い将来、彼らが日本とニュージーランドの良き架け橋となってくれることを願っています。

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