JENESYS2.0 太平洋島しょ国からの短期招聘 第七陣の訪日(2013年10月23日~11月3日)

大洋州島しょ国で「クールジャパン」を広める

外務省事業「JENESYS2.0及び北米地域との青少年交流」のうち、外務省の拠出先である南太平洋大学からの委託を受け、当協会は太平洋島しょ国からの大学生短期招聘プログラムを日本側実施団体として運営します。
そのうち、太平洋島嶼国の青年で構成される南太平洋大学(USP)の学生、ミクロネシア大学、マーシャル諸島大学、パラオ・コミュニティカレッジから20名が来日しました。参加者は都内と島根県で各所を視察し、伝統文化から最先端技術まで幅広い日本文化を体験しました。ホームステイや学校交流では、強い絆と友好関係を築きました。

都内ではまず江戸東京博物館を訪れ、かつての日本の姿や伝統文化、そして東京大震災とその後の復興の様子を知り、幾度となく災害に見舞われながらも前向きに復興を遂げてきた日本の姿を目の当りにしました。日本科学未来館ではロボットなどの先端技術にも触れ、日本が誇る技術力とその魅力に触れることができました。その他にも原宿やお台場などの散策を通じて日本のポップカルチャーを体感し、日本の「過去」、「現在」、そして「未来」を感じる時間となりました。


オリエンテーションの様子


江戸東京博物館にて


東京タワーにて

その後、島根県を訪問し、ホームステイや学校交流を通して日本の習慣に触れました。ホームステイでは日本人の家庭生活を体感し、日本人が家族で過ごす時間や地域との繋がりを大切にしている事を知ることができました。日本語をあまり話さない参加者たちと意思疎通を図るよう努力し、参加者がくつろげるよう配慮する家庭も多く、参加者たちは日本人の優しさと気遣いに感銘を受けていたようです。

島根県立大学では同大学生の指導の下、折り紙や巻寿司作りや茶道を経験しました。また、参加者からの文化パフォーマンスを披露する機会もあり、お互いに異文化交流する貴重な機会となりました。ここでできた繋がりを今後も大事にしたいと考えている学生や参加者も多く、将来を担う大学生・研修参加者にとり、かけがえのない時間となったようです。


島根県庁にて


島根県立大学にて学生交流


松江城にて

安来節演芸館視察、松江城視察、石州和紙作り体験、出雲大社参拝、石見神楽鑑賞を通して、地域に根付いた伝統文化とそれを伝承していく人々の姿を目の当たりにし、自国の伝統技術や文化を守るための大切さを再認識しました。石見神楽については、自分たちとさほど年齢が変わらない高校生も参加しているという事を知り、若者である自分たちが自国の伝統技術や文化を守っていかなければならないと再認識したようです。


石見神楽の衣装を身にまとう


出雲大社参拝


報告会にてダンス披露

東京では日本の最新技術と都市の生活を、そして島根では伝統文化とゆったりとした生活を経験でき、日本を様々な角度から感じることができたようです。学生からも、「日本は発展のために新しいものを諸外国からたくさん吸収してきたが、同時に自国の言語や伝統文化に誇りをもち伝承しているすばらしい国」との高い評価を受けました。帰国後もこの経験を活かして日本の魅力を積極的に伝えていきたいという言葉が多く聞かれたこともあり、「クールジャパン」のコンセプトが各国に広がり、各国とのよりよい友好関係が広がっていくことが期待されます。

第7陣をもってJENESYS2.0太平洋島しょ国からの短期招聘は終了しました。招へい数は総勢368名となりました。参加者はそれぞれの思いで日本を満喫し、今後のクールジャパン推奨が期待されます。この経験を生かし、参加者が今後の日本と大平洋島しょ国の友好関係に深く関わってくれることを願っています。

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