JENESYS2.0 太平洋島しょ国からの短期招聘 第六陣の訪日(2013年10月12日~10月26日)

自然と共生する日本人に魅せられて

外務省事業「JENESYS2.0及び北米地域との青少年交流」のうち、外務省の拠出先である南太平洋大学からの委託を受け、当協会は太平洋島しょ国からの大学生短期招聘プログラムを日本側実施団体として運営します。
そのうち、パプア・ニューギニア大学から43名(Aコース21名/Bコース22名)が来日し、都内で各所を視察し、文化、ポップカルチャー、防災技術、最先端技術など多様な日本の文化に触れました。また各コースとも山梨県と長野県を訪れて日本の自然を満喫すると共に、高い技術力を持って環境配慮に取り組む姿や、日本人の自然を敬い自然を生かす姿を学びました。

Aコース(山梨県→長野県)

Aコースは山梨県→長野県のルートで視察をしました。山梨県都留市を訪問し、小水力発電やモデルエコハウスを訪問し、市の環境配慮型まちづくりの様子を見学しました。また、自然と共存した生活、昔ながらの農作業方法、地域活性を推奨するNPO法人都留環境フォーラムのアクティビティに参加して地域住民との交流を持ちながら、急速に発展を遂げる自国の将来へのヒントを得ました。都留文科大学との交流では、日本人大学生と共に学食で昼食をとり日本のキャンパスライフを体験すると共に、華道、書道、折り紙などの日本文化に触れ、活発な意見交換を通してかけがえのない友好関係を築きました。


つるし雛作り


農業作業を体験


都留文科大学での異文化交流

長野県伊那市で行った農家民泊でも、民泊先との別れには涙を流すほどの固い絆が結ばれました。長野県にあるいくつかの食品工場も訪れ、添加物を使わない身体思いの食品や環境に優しい取り組み、食育支援活動について知り、日本の先端技術と衛生管理について学びました。また参加学生は諏訪大社や松本城を訪れ、日本の伝統文化と歴史が息づく様子に触れる機会がありました。長野県伝統工芸の一つであるゆきんここけしの絵付け体験では、個性豊かなこけしが沢山できあがりました。


カゴメ工場訪問


こけしの絵付け体験


松本城散策

 

Bコース(長野県→山梨県)

Bコースは長野県→山梨県のルートで視察をしました。長野県大沢村で森林体験をし、森林や里山保全について学びました。身近な海洋保全とはまた違った視点を得て、自国に生かすきっかけを得たようです。長野大学では学生との交流により同世代の日本人の生活や考え方を学ぶ機会となりました。お互いに辛抱強く相手を理解することに努め、相互に感謝の気持ちと友情が芽生えた時間となりました。参加学生による伝統ダンスと歌を披露する場面では、学内から多くの見学者が集まり、その様子は地元新聞にも取り上げられました。民泊中は各家庭の農作業などを手伝い、沢山の交流を通して民泊先に強い愛情を感じたようです。


森林体験


伝統ダンスの披露


農業体験

山梨県へ移動する途中で、サントリー天然水白州工場により、森林を守りつつ良質な飲料水を確保する日本の技術と行き届いた配慮を見学しました。山梨県ではNPO法人都留環境フォーラムのアクティビティに参加し、地元住民や学生とともに意見交換の場を持ちました。茅葺き集落が再現された西湖いやしの里根場においてつるし雛作りを体験し、思い思いの作品を作りました。


サントリー天然水白州工場にて


農業体験2


安楽寺訪問


都内に戻った後、最終日に行われた報告会では各コースがそれぞれの体験や学びを発表しました。両コース共通して、日本人の他者を重んじ、自然を敬い、時間を守るなどの態度に感銘を受け、発展しつつも昔から根づく文化や自然を守るバランス感に多くのものを学んだと発表しました。先進技術、伝統文化、自然、人々の調和が取れた国、日本。参加学生は、そんな日本の姿を「クール」と感じたようです。


東京都水の科学館にて


日本化学未来館にて


都内、本所防災館にて

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