JENESYS2.0 ASEAN及び近隣諸国からの招聘事業 第32陣(ベトナム)の訪日(2014年11月6日~11月13日)

クールジャパンは「日本の国民性」

今年度、当協会は外務省青年招聘事業JENESYS2.0の一環である「ASEAN及び近隣諸国からの青年招聘プログラム」の日本側実施団体として運営を担っています。その第32陣として50名がベトナムから来日し、2コースに分かれてそれぞれ千葉県と栃木県を訪れました。

両コース共通の都内では、まず都庁展望室を訪れ、大都会東京の景観を楽しみました。日本科学未来館ではアシモのパフォーマンスに驚かされ、印刷博物館では日本の印刷技術について学びました。また原宿で訪れた100円ショップでは、時間が足りなくなるほどショッピングに興じていた参加者も多く見られました。国際交流のために訪れた学習院大学では、同年代の日本人学生と日本とベトナムの関係について政治や経済面などを中心に熱心に意見交換を行いました。


印刷博物館で印刷体験


学習院大学にて交流


日本科学未来館

 

千葉県コース

千葉県へ向かった一行は、まず、もの知りしょうゆ館(野田工場)で、ベトナムでも日常的に使用されている「キッコーマン醤油」の製造工程を見学しました。その後、1泊2日のホームステイを通じて、それぞれがホストファミリーと心を通わせる有意義な時間を過ごしたようです。また千葉県警本部庁舎では、日本の警察による住民を守るための取組について理解を深めた後、通信指令室と交通管制センターの様子をガラス越しに見学し、警察の業務を観察しました。千葉で最後に訪れた成田山新勝寺・公園では、ちょうど紅葉シーズンだったこともあり、一同は「ベトナムでは見れない美しい風光だ」と感動していました。


キッコーマン醤油工場見学


文化紹介パフォーマンス


成田山新勝寺

 

栃木コース

バスで栃木県大田原市へ向かった参加者たちは、途中に見えた富士山の風景に興奮し、競って写真を撮っていました。広々とした田園地帯が見えてくると、「東京とは違う日本の風景」「心が休まる」といった感想が聞かれました。待ちに待ったホームステイは、予想以上に収穫の多い体験となったようです。心づくしの料理に舌鼓を打ちながら、身振り手振りで会話を楽しみ、温泉や秋祭りに連れて行ってもらったり、畑のさつまいもや大根の収穫を手伝ったり、乳牛の世話をさせてもらったりと、家族に溶け込んで過ごしました。これらに加え、竹を編み込んだ写真立て作り、楮(こうぞ)繊維を使った和紙のはがき作りなど、日本の伝統工芸作りも体験しました。また墨絵と座禅の体験では、日本の伝統文化に敬意を払いながら、皆真剣に取り組んでいました。


和紙作り体験


大田原市もみじ祭り


最終報告会

 

両コース合同で行った最終報告会で、参加者たちは滞在中に自分たちが感じたクールジャパンは「日本の国民性」だと発表し、日本人が持つ創造性、責任感、几帳面さ、ホスピタリティー、結束力などが、戦後数十年で先進国に発展した日本の原動力だと考察しました。帰国する際には、「またこの国を訪れたい」と多くの参加者が語っていました。

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