JENESYS2.0 ASEAN及び近隣諸国からの招聘事業 第28陣(インドネシア)の訪日(2014年10月28日~11月4日)

ものつくりの現場を体感

今年度、当協会は外務省青年招聘事業JENESYS2.0の一環である「ASEAN及び近隣諸国からの青年招聘プログラム」の日本側実施団体として運営を担っています。その第28陣としてインドネシアのダルマ・プルサダ大学から29名が来日しました。

都内では、日本の伝統文化に触れる江戸東京博物館、現代のポップカルチャーを代表する秋葉原などを巡りました。学生たちは日本のアニメにも精通しており、特に歴史もののキャラクターを実在している人物だと思っていたなど、勘違いもありつつも江戸東京博物館の展示から日本の歴史を学び、自分がアニメから得たものとは違う実際の歴史に興味を持ったようでした。秋葉原では、JKT48がいるジャカルタ出身ということもあり、学生たちは電気街よりもAKB48シアターに夢中でした。

ダルマ・プルサダ大学は、埼玉県にあるものつくり大学との提携を模索しており、今回はその一歩としてものつくり大学でアクリル加工やガラス工芸の授業を体験しました。参加者たちは特に、建築学科で日本の学生が伝統工法を学んでいることに大変興味を示していました。また、ものつくり大学の卒業生が就職している大村製作所へ工場では、町工場が最先端技術を支えていることを学び、工場の方々に多くの質問をぶつけていました。さらに川越で伝統的な手法で醤油を作る松本醤油商店を見学した際は、先端技術がありながら文化を大切にする日本の姿に学生たちはとても感心していました。


手元を集中して見つめる(ガラス工芸)


大村製作所で熱心にメモをとる学生


醤油作りの奥深さに感動

 

参加者たちは、ものつくり大学の学園祭にも参加し、展示物の見学や体験教室への参加をしました。また埼玉滞在中はホームステイを体験し、5日間という長い期間を日本人家族と過ごしました。お別れ式では一人ひとりがファミリーへの感謝の気持ちを表しました。

最終日の報告会では、ワークショップを行い、4つのグループに「クールジャパン」を表現してもらいました。整然とした街並みやテクノロジー(東京タワー、交通網、リサイクル、公共施設)、文化(日本食、着物、マンガ、アニメ、ポップカルチャー、挨拶、マナー、礼儀)などが挙げられる中、日本人の習慣について分析したグループもあり、公共の場で静かにすることや、街中にゴミを捨てないこと、節電、マナーや礼儀正しさ、規則を守る日本人が印象に残ったようでした。


学園祭でガラス作品の受け取り


クールジャパンについて語る


帰国直前の羽田空港にて

 

参加者たちは日本でのスカラシップやインターンシップを模索するなど、日本での生活を希望する学生も多くみられ、ホストファミリーに助言をもらった学生もいたようです。志の高い彼らがいつの日か日本に戻り、インドネシアの発展に尽くす人物として大きく羽ばたくことを願っています。

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