JENESYS2.0 ASEAN及び近隣諸国からの招聘事業 第36陣(タイ、カンボジア、フィリピン、マレーシア)の訪日(2015年3月11日~3月19日)

様々な視点で見つけたクールジャパン

今年度、当協会は外務省青年招聘事業JENESYS2.0の一環である「ASEAN及び近隣諸国からの青年招聘プログラム」の日本側実施団体として運営を担っています。

その第36陣として「市民社会活動」、「日本の教育制度」、「日本研究」、「国際関係」をテーマに、タイ、カンボジア、フィリピン、マレーシアから99名が来日しました(タイ:25名、カンボジア:25名、フィリピン:24名、マレーシア:25名)。参加者は4コースに分かれ、それぞれ北海道、広島県、鹿児島県、福岡県を訪問しました。

全コース共通の都内視察では、日本科学未来館で最先端の科学技術について学び、原宿や明治神宮の散策、書道体験、風鈴絵付け体験等を通じてポップカルチャ―と伝統文化が共存する日本社会に触れました。

また、カンボジアの学生は文部科学省を訪問し、展示室で日本の教育制度の変遷や現在の教育制度と日本の教育分野で取り組んでいる課題について理解を深めました。

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最先端技術を体感

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書道体験


風鈴絵付け体験

 

北海道コース

タイの学生25名は北海道を訪問し、初めての雪と厳しい寒さに大興奮し、東京とは異なる日本の姿に触れました。また、北海道庁と札幌市長に表敬訪問し、北海道開拓の村やアイヌ民族博物館を視察することで北海道地域特有の文化や歴史に触れました。

また、北海道大学では日本への留学に関心を深め、札幌清田高校での学生交流では、同世代の日本人学生と書道や音楽を通じて友好関係を深めました。 ホームステイでは、雪かきなどの雪国の生活を通じて家族との絆を深めました。

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北海道庁表敬訪問

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津田高等学校訪問

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ホストファミリーと一緒に

 

広島県コース

教育学を専攻しているカンボジアの学生は、広島県で戸手高等学校と広島大学を訪問しました。戸手高等学校では、生徒たちと筝曲、茶道、書道の体験をし、日本の伝統文化を通じた交流を行いました。広島大学では、日本の教員養成制度についての講義を受け、その後の交流会ではカンボジアの踊りを日本の学生と一緒に踊るなど、楽しい時間を過ごしました。カンボジアの学生たちは、母国とは異なる学校教育制度に驚くと同時に、日本の教育現場の説明に興味深く耳を傾けていました。

また、広島平和記念館の見学や宮島の散策、ホームステイでは地域の人々との交流の機会も持ち、広島の歴史や地域の文化への理解を深めました。

 

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戸手高等学校訪問

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ホストファミリーと対面

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宮島散策

 

鹿児島県コース

日本語や日本文化を学んでいるフィリピンの学生24名は、鹿児島県を訪問しました。桜島ビジターセンターでは、火山と共に暮らす地元の人々の生活の知恵や工夫について知り、鹿児島県アジア・太平洋農村研修センター(カピックセンター)では、茶道や着物の着付けを通じて日本文化を体験しました。その他、砂蒸し風呂の体験や地元NPOを訪問して地域社会への取り組みについて知り、鹿児島の多様な文化や地域の特色について理解を深めました。

また、鳳凰高等学校との交流やホームステイでは、すぐに生徒さんや地域の人々と打ち解け、連絡先の交換をしたりするなど有意義な時間を過ごすことができました。

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桜島ミュージアム視察

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着物着付け体験

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鳳凰高等学校との交流

 

福岡県コース

マレーシアの学生25名は福岡県を訪問し、豊前市ではホームステイを行いました。ホストファミリーと地元の料理や身振り手振りの会話を楽しみ、温泉を体験したりするなど、日本の家族と共に過ごす時間を存分に楽しんだ様子でした。また、九州工業大学を訪問し、同世代の学生と書道や茶道、折り紙等の日本文化を通じて交流を行いました。

その他にも、毎日新聞西部本社に訪問し、「海外取材と日本とアジア」についての記者の方から話を聞き、マレーシアをはじめとして日本とアジアとの関係について理解を深めました。

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九州工業大学の学生と交流

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ホストファミリーとお別れ

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おみくじ体験

 

 「人生が変わる体験だった。また必ず日本に来たい」と笑顔で帰国していった学生たち。これまで知識として知っていた日本、しかし実際の日本での10日間は、それをはるかに上回るものだったようです。彼らの中にあるその思いが消えることなく、今後本プログラムで学んだこと、発見したことが何らかの形で彼らの将来に役立っていくことを切に願います。

 

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