JENESYS2.0 ASEAN及び近隣諸国からの招聘事業 第33陣(シンガポール、ブルネイ)の訪日(2014年12月11日~12月18日)

日本と日本人を深く理解した8日間

今年度、当協会は外務省青年招聘事業JENESYS2.0の一環である「ASEAN及び近隣諸国からの青年招聘プログラム」の日本側実施団体として運営を担っています。その第33陣として33名がシンガポール、ブルネイから来日し、2コースに分かれてそれぞれ大阪府と愛知県を訪れました。

両コース共通の都内では、日本の伝統からポップカルチャーや最新技術を体験する様々な施設を訪問しました。浅草では、初めての「おみくじ」に果敢に挑戦したり、着物姿の日本人参拝者たちと浅草寺前で写真を撮ったりと日本の伝統文化を体感しました。また、パナソニックセンターでは最先端のテレビや自家発電を目の当たりにし、大変驚いている様子でした。また日系企業である株式会社ドワンゴを訪問し、「ニコニコ動画」などの説明を受けました。質疑応答の時間には学生から様々な質問が出ました。また、壁のない開放的な社内や自由な働き方にも感銘を受けていました。

来日前は「日本には高層ビルが多く建っていて、特に東京はハイテクな都市」というイメージを持つ参加者が多くいましたが、伝統文化も共存していることを発見し、ありのままの日本の姿を知ることができたという声が多く聞かれました。

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浅草寺で初のお清め

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浅草寺でお買いもの

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株式会社ドワンゴでの集合写真

 

大坂コース

大阪府では、大坂企業ミュージアムを訪問しました。日清食品の創業者、安藤百福氏が人生で何回も大きな試練に遭いながらも最後には成功したことを知り感銘を受けていました。大坂大学では、ちょうど行われていた衆議院総選挙と日本社会についてのプレゼンテーションを聴講し、昼食をとりながら大坂大学生と交流しました。さらに1泊2日のホームステイを行い、ホストファミリーから茶道や剣道を教えてもらったり、京都や奈良にも連れていってもらったようで日本の家族と過ごす時間を満喫していました。

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大阪商人について学びます

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大阪大学生との交流

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ホストファミリーと剣道

 

愛知コース

愛知県ではまずホームステイ家族との時間を過ごしました。ホームステイ開始前は少々緊張気味だった学生たちも、終了時には家族との別れが名残惜しい様子で、最後まで話をしたり写真を撮ったりしていました。忘れがたい素晴らしい時間となったようでした。また、名古屋学院大学を訪問し、同世代の学生たちと互いの国の文化紹介を行いました。日本人学生からは日本食や日本の祭りについて説明があり、参加者からは自国の文化や食習慣、民族について紹介がされました。夕食時には緊張もほぐれ、互いの学生生活について語り合うなど良い交流になりました。

さらに、トヨタ産業技術記念館を訪問しました。「自動車館」では、ブルネイにも日本車が多く走っているとのことで、大きな関心を持っていました。自動車が出来上がるまでの工程やエンジン開発の歴史など、時間が足りなくなる程見入っていました。

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名古屋学院大学にて

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名古屋学院大学生との交流

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車の仕組みを学ぶ

 

プログラム全体を通して、参加者は多くの「クールジャパン」を発見したようですが、特に強調したいクールジャパンは「日本人」ということでした。最終報告会では、なぜ日本人がクールだと感じたのか具体的に発表していました。ホームステイでは自分の家のようにくつろげるよう配慮してもらったこと、各所訪問時には施設の人がいつも笑顔で丁寧に対応してくれたことが特に印象的だったと、なぜ日本人がクールだと感じたのか具体的に発表していました。

12月の寒さが厳しい中でしたが、全員が体調を崩すことなくプログラムを無事に終えることが出来ました。そして、また日本に来たいという声が多く聞かれたことから、有意義な滞在となったようです。参加者は、それぞれが見つけた「クールジャパン」を発信していくと共に、自国と日本の架け橋になっていくことを願っています。

 

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