【グループ1C】防災・復興~福島(いわき)コース

2017年11月29日から12月7日の9日間にわたり、ニュージーランド・フィジー・キリバス・バヌアツ・トンガ・ミクロネシアから「防災・復興」をテーマに、大学生・大学院生30名が来日しました。

到着後、学生たちは本事業についてのオリエンテーションに加えて、「体験の伝え方」のワークショップを受講しました。このワークショップは日本での経験を自国に戻った際にどのように伝えるかを学ぶもので、団員同士で熱心に意見を出し合う姿が見られました。その後、都内での参観やテーマに係る視察等を皮切りに、日本滞在をスタートさせました。

都内では復興庁を表敬し、復興事務官広報・国際担当の方にご対応頂きました。復興の現状を30分程度ご説明頂き、質疑応答では積極的に質問が予定時刻ぎりぎりまで続きました。

パナソニックセンターを参観した際には、ブリーフィングを通して日本の家電製品の進歩の歴史と最新技術に触れることができ、非常に学びの多い参観ができました。また浅草寺や東京タワー、ダイバーシティ東京等を訪れ、日本の伝統文化とポップカルチャーの両方に触れました。

 


▲オリエンテーションにて


▲復興庁を表敬


▲パナソニックセンターを参観

翌朝、東京から福島県いわき市へ新幹線で移動。車窓から見える変わりゆく景色に団員たちは興味津々で眺めていました。いわき市に到着後、ホームステイ先対面式を行いました。ホストファミリーを緊張した面持ちで待っていた学生たちが実際にホストファミリーと対面すると緊張がほぐれたのかすぐに笑顔になっている姿が印象的でした。1泊2日という短いホームステイでしたが日本の一般家庭の生活に触れ、かけがえのない経験になりました。送別式では別れを惜しむ学生が多く、交流を通して多くの学びがある民泊体験になりました。

その後「ら・ら・みゅう」、「いわき市石炭・化石館 ほるる」を視察し、担当者・学芸員の方に被災した際の被害状況及び復興の歩みをご説明頂き、今回のテーマであった「防災・復興」の学びとなりました。また、いわき市役所を表敬した際の質疑応答の場では学生たちから鋭い質問が出るなど、充実した場になりました。

沿岸部視察(薄磯地区)を訪れた際には、実際に堤防を見ながら市の復興事業担当の方に堤防や住宅地の状況をご説明頂き、これからの防災・復興に対する理解を深めることができました。次にNPOザ・ピープルを訪れ、綿花栽培の取り組みを通して震災後現場がどのような思いで復興を遂げてきたかをご説明頂き、併せて実際に収穫のお手伝いをさせて頂きました。


▲ホストファミリーと一緒に


▲いわき市石炭・化石館 ほるるを視察


▲NPO視察 農業体験

学校交流では上智大学を訪問し、学校の紹介、模擬授業、学生ガイドによるキャンパスツアーが行われました。模擬授業では、どの学生も非常に興味深く話を聞き入り、また学生ボランティアによるキャンパスツアーも学生同士で各国の大学風景の違いを話すなど、大いに国際交流に役立つものになりました。
 
最終日の報告会では、日本滞在のまとめとしてどのグループも協力し工夫を凝らした発表を行い、どの学生もJENESYSプログラムを通して多くのことを学んだ様子が伺えました。

 


▲沿岸部視察にて真剣に耳を傾ける


▲いわき市長を表敬


▲報告会の準備風景

今回の日本訪問で団員らは、防災や被災からの復興について多く学び、日本の社会・文化面でも日本に来てさまざまな気づきを得ることができました。そのことを自国に戻った際に生かし、日本との懸け橋になってくれることを期待しています。

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