【グループ1A】平和構築・歴史文化~広島コース

2017年11月29日から12月7日の9日間にわたり、オーストラリアから「平和構築・歴史文化」をテーマに、大学生34名が来日しました。

到着後、学生たちは本事業についてのオリエンテーションに加えて、「体験の伝え方」のワークショップを受講しました。このワークショップは日本での経験を自国に戻った際にどのように伝えるかを学ぶもので、学生同士で熱心に意見を出し合う姿が見られました。その後、都内での参観やテーマに係る視察等を皮切りに、日本滞在をスタートさせました。

都内では、お台場にある「日本科学未来館」や「そなエリア」等の科学技術や災害に関する体験型施設を訪れました。また浅草や「東京国立博物館」へも訪問し、ここでの見学を通して日本の伝統や歴史に関する見識を広めました。


▲ワークショップにて 


▲浅草にて


▲日本科学未来館で未来体験

広島ではまず平和記念公園を訪問し、ユネスコ世界遺産に登録されている原爆ドームなどを含む園内を見学しました。その後、被爆体験伝承者による講話を聴きました。原爆投下当時とその後の広島の様子に関するお話に、学生はみな真剣な眼差しで、聞き入っていました。
次にホームステイプログラムのため安芸太田町を訪れました。日本での日常生活への興味と言葉の壁などの緊張が入り混じるなか、学生たちはホストファミリーに連れられ各家庭へと向かいました。翌日ホストファミリーとすっかり意気投合した彼らは、「はいはいはい」など、覚えた日本語を連呼しつつ日本の山村部での生活を満喫しました。 


▲被爆体験伝承講話 


▲民泊にておもちを食べる


▲民泊ホストファミリーと記念写真

その後、安芸太田町立加計中学校を訪れました。ソーラン節踊りや和太鼓演奏などの演技や自国の紹介などを通して、互いの文化に関する見識を広めました。
厳島では、広島名物もみじ饅頭作りに挑戦しました。オリジナル饅頭づくりに大興奮でした。その他、ユネスコ世界遺産である厳島神社をはじめ、食物・土産物屋が所狭しと並ぶ通りなど、随所に観光客がにぎわう島を巡り、厳島を満喫しました。見どころが満載の広島に「もっと滞在したい」という名残惜しさを残しつつ、帰京しました。


▲加計中学にて


▲紅葉饅頭づくり


▲パソコンを駆使した報告会プレゼン

最終日には、4つのグループに分かれ、日本滞在のまとめを発表する時間が設けられました。日本文化に対する彼らの考えが聞かれましたが、各グループに共通していたことは、「日本人」に対するコメントが多く、関心度が高かったことです。「勤勉で礼儀正しく誠実である。一方で温かくおもてなしをしてくれる」等、各視察先や、民泊を通して出会った日本の方々が、そのような発表内容へ至らせたのでしょう。

オーストラリアでは、学校教育の中で日本語を習う機会があり、「おはようございます」「ありがとうございます」など、コミュニケーションに欠かせないフレーズはもちろん、流暢に日本語を話せる学生も数多くいました。とにかく実際に使ってみるという積極性があり、あちこちで日本語で話そうといるという姿勢が顕著にみられました。移民が多く、様々な文化が混じるオーストラリアで育った彼らは、異文化へ適応する術を心得ているようでした。それゆえ各訪問先の方々と良い関係を築き、交流を楽しんだのだと思います。

 「日本にまた戻ってきたい。」という言葉を残し帰国していったオーストラリアの学生達でした。将来彼らがオーストラリアと日本の架け橋となり、このプログラムの経験を自身や両国の未来へ活かしていってくれる事を願っています。

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